盛岡タイムス Web News 2016年  11月  21日 (月)

       

■  グルージャ盛岡 サヨナラの熱戦ドロー 今季最終で栃木と2―2 松田賢太、有終の闘志


     
  全試合を終え、記念撮影するグルージャ盛岡の選手とサポーター  
  全試合を終え、記念撮影するグルージャ盛岡の選手とサポーター
 

 明治安田生命J3リーグ第30節、グルージャ盛岡対栃木SC戦は20日、盛岡市永井のいわぎんスタジアム(盛岡南公園球技場)で行われた。盛岡は1―2でむかえた後半23分、畑本時央のヘディングシュートで追い付き、今シーズン最終戦を2―2で引き分けた。盛岡の通算成績は6勝12敗12分けの勝ち点30で、順位を2つ上げ、16チーム中13位でシーズンを終えた。

  互いに負けられない一戦は、序盤から激しい展開となる。J2自動昇格がかかる栃木は立ち上がりからプレスをかけ、盛岡ゴールに迫る。盛岡は相手の圧力に押されながらも失点を防ぐと、次第に持ち味のパスワークで中盤を制し、栃木陣内に攻め込む。前半20分には畑本の攻撃参加を機に栃木ゴール前での混戦となり、最後は谷口堅三がシュートを決め、先制する。

  後半に入り、負けられない栃木が攻勢に出る。後半3分には盛岡のキーパー土井康平のパスミスから大石治寿が同点弾を決めると、15分にはコーナーキックから再び大石が得点。一気に逆転に成功する。

  1年間支えてくれたサポーターのためにも、シーズン最終戦を勝利で締めくくりたい盛岡。同23分に石井圭太のコーナーキックを、ゴール前で待ち構えた畑本が相手守備と競り合いながら頭で合わせ、試合を振り出しに戻す。

     
   後半23分、コーナーキックから畑本(4番)がヘディングを決め、2−2の同点とする  
   後半23分、コーナーキックから畑本(4番)がヘディングを決め、2−2の同点とする
 


  逆転をねらう盛岡は後半34分、今シーズン限りでの引退を表明している松田賢太を投入。松田はカウンターの起点となるほか、自身も積極的にシュートを放つなど、最後まで勝利を目指す。対する栃木も再度の逆転を目指し、攻守が目まぐるしく入れ替わる。しかし両チームのキーパーが好セーブを連発し、互いに得点を奪うことができず。ともに死力を尽くした試合は引き分けとなった。

  神川明彦監督は「グルージャファミリー全ての人に支えられたシーズンだった。今年一年間ありがとうございました」とシーズンを総括。土井康平主将も「勝てない時期もあったが継続して一つのサッカーに取り組んできたことは将来につながる。特に終盤のサッカーを今後続けられれば、このクラブはすごいことになるという手ごたえもある」と話した。

  J3は同日で全日程を終了。優勝は19勝7敗4分け(勝ち点61)の大分トリニータで、J2への自動昇格が決定。2位の栃木は、J2で21位のツエーゲン金沢とのJ2、J3入れ替え戦に臨む。
    (佐々木貴大)


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします