盛岡タイムス Web News 2017年  2月  1日 (水)

       

■  史上最年少優勝 東京五輪の頂上へ スポーツクライミング・ボルダリングJカップ  伊藤ふたばさん(盛岡市立松園中2年)報告 「緊張せず思い切り登った」


     
  獲得したメダルと表彰状を掲げ笑顔を見せる伊藤ふたば選手  
  獲得したメダルと表彰状を掲げ笑顔を見せる伊藤ふたば選手
 

 1月28、29日に東京都で行われたスポーツクライミングの第12回ボルダリング・ジャパンカップの女子で優勝した盛岡市立松園中2年の伊藤ふたば選手(14)=岩手県山岳協会所属=が31日、盛岡市青山の県体育協会で会見した。「アジアや世界での経験が生きた。今回の優勝は今までの経験の中でも自信になった。今後は岩手から、2020年の東京五輪を目指す。まだ力不足だが、皆さんの期待に応えたい」と喜びを語った。

  同大会は全世代が一堂に会し、日本一を決める大会。伊藤選手は28日の予選を5位、29日の準決勝を4位で通過。6人による決勝では、4課題のうち伊藤選手のみが3課題に成功。国内大会優勝者や世界大会入賞者ら並み居る強豪を退けた。「あまり緊張せず、思い切り登ったのがよかった。優勝が決まった時は、実感が湧かなかった」と振り返る。

  県勢の同大会優勝は男女通じて初めて。14歳9カ月での同大会優勝は男女とも史上最年少記録となる。岩手、そして日本の山岳競技の歴史に名を刻んだことについて「最年少というのは、言われて初めて気が付いた。歴史に名を残せてうれしい」と話す。

  学校では同級生らからも祝福されたという。今後は3月8日のクライミング日本選手権(埼玉県加須市)を皮切りに、アジアや世界のユース大会に出場。国内外を転戦し、多くの選手と競いながら実力を磨く。

  目標である東京五輪では、スポーツクライミングが初めて実施される。伊藤選手は「オリンピックでは三つ(リード、ボルダリング、スピード)をやる。ボルダリングだけでなく、苦手なリード、日本ではあまりやられていないスピードも強化したい」と語った。


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