盛岡タイムス Web News 2017年  2月  3日 (金)

       

■  スピード壁を県に要望 県山岳協会と盛岡広域首長 県営運動公園に整備を


 伊藤ふたば選手(松園中2年)のジャパンカップ優勝や希望郷いわて国体での県勢の活躍など、盛り上がりを見せるクライミングのさらなる競技力向上を図るため、盛岡市は県山岳協会(高橋時夫会長)とともに同市みたけの県営運動公園内のクライミング施設充実を県に要望している。同公園内にはボルダリング、リードの施設があるが、オリンピックではスピードも競技種目となっていることから、練習環境の充実には新たな施設整備が必要となる。

  市によると現在、常設のスピード壁を備えた施設は国内にはほとんどなく、仮に県営運動公園内にスピード壁が整備されると、リード、ボルダリング、スピードの3種目の施設がそろった国内初の施設となる。既存のボルダリング施設は観客収容スペースがないため、大会時には仮設の整備が必要となるが、3種目の施設が整備されることで、ワールドカップやアジア大会など世界規模の大会誘致にも期待できる。

  同市は東京オリンピック・パラリンピックでカナダを相手国としたホストタウンに決定しており、事前キャンプの誘致ではクライミング競技が含まれる。このため、クライミング施設の整備は喫緊の課題。盛岡広域首長懇談会(会長・谷藤裕明盛岡市長)と県山岳協会は1月27日に県へ「リード壁およびボルダリング施設を備えた県営運動公園のスポーツクライミング施設の機能向上のため、スピード壁を設置してほしい」と要望している。

  2日の記者会見で、谷藤市長は「新たに種目としてオリンピックの場合はスピードという競技が加わってきたので、それに対応する施設が必要になってくる。県と連携を図りながら、いずれ選手を育てる環境を整備していく必要がある」と話した。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします