盛岡タイムス Web News 2017年  2月  9日 (木)

       

■  宅配経て店舗営業 シフォンケーキで人気 盛岡市上田にあす開店 古民家で味わう幸せ ちひろ菓子工房


     
  趣きのある外観に「一目ぼれした」という吉田店主  
 
趣きのある外観に「一目ぼれした」という吉田店主
 

 ちひろ菓子工房(吉田千広店主)が10日、盛岡市上田1の20の5に店を構える。2010年11月から、店舗を持たない宅配専門菓子店としてファンを増やしてきた同店。人気のシフォンケーキなどを「すぐに食べたい」との声から、菓子作家の輪を広げる場も兼ねて菓子販売&カフェの店をオープンすることにした。リノベーションされた隠れ家のような古民家の店で、ふんわりと甘いケーキとささやかな幸せを届ける。

  一人ひとりの希望に合わせた菓子を作りたいと、受注販売のスタイルを取ってきた同店。リピーターや団体からの注文が増え、吉田店主の子育てが一段落したことから店舗を構えることを決めた。知人経由で三田農林(同市)が所有する1921(大正10)年建築の古民家を紹介され、リノベーション後にテナントとして借りることが決まった。

  リノベーションでは1階83平方bを改装。古風で趣きある外観や梁(はり)はそのままに、県産材で床や壁を張り替え、商品棚やキッチンを加えた。カフェスペースは北欧風、販売スペースは日本風をイメージ。天井を取り払って内装に奥行きを持たせ、温かな日差しと木の柔らかな香り漂う空間に仕上げた。カフェスペースに置かれたペレットストーブは、店の一部を間借りする長谷川建設(陸前高田市)から贈られたものという。

     
  温かな日差しが注ぐカフェスペース  
 
温かな日差しが注ぐカフェスペース
 


  店の特徴は、23平方bある広めの調理場。シェアキッチン≠ニして、菓子やパン作りが好きな人に貸し出す。完成した菓子は同店で販売できる。

  「菓子作家にとって商品のファンづくりはとても大切。各作家のファンを広げる場にしたい」と吉田店主は思いを語る。

  販売するのは人気のシフォンケーキ540円(税込み)の他、甘酒プリン230円など10種以上の菓子。焼きたてパンも時折用意する。カフェでは、同店のパートナー菓子作家によるベーグルやケーキプレートなどを提供する。

  吉田店主は「日常のちょっとした幸せをつくれる店にしたい。おしゃべりや一息つくなど、好きなように過ごしてほしい」と望み、笑顔の脇役になれる店を目指す考え。

  営業は午前10時から午後7時。木曜定休(予定)。岩手大近くの盛岡三育幼稚園すぐそばにある。

  問い合わせは同店(電話613―6027)まで。


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