盛岡タイムス Web News 2017年  2月  23日 (木)

       

■  国体糧に世界につながるまちへ 成功導いた市民と一つに 盛岡市議会 谷藤市長が施政方針演説


     
  2017年度の施政方針演説を行う谷藤裕明市長  
  2017年度の施政方針演説を行う谷藤裕明市長
 

 盛岡市議会3月定例会は22日招集され、谷藤裕明市長が希望郷いわて国体・大会を振り返るとともに、総合計画の各施策の推進に向けた2017年度の施政方針演説を行った。「将来にわたり市民福祉の増進を図り、若い世代が未来に希望を持って、いきいきと輝く東北の中核市『ひと・まち・未来が輝き 世界につながるまち盛岡』を実現するべく、国体を成功に導いた市民の力と行政の力を一つに合わせ、常に先頭に立ち、あらゆる困難に立ち向かい、道を切り開いていく気概を持って臨む」と決意を語った。

  総合計画の戦略プロジェクトでは、新たな「『食と農』・『ものづくり』応援プロジェクト」で、新たに食と農の連携推進室を設置し、所得の向上と夢のある農業の実現に向けて盛岡産の農畜産物のブランド力向上と販路拡大、6次産業化の支援、食の魅力発信、産直施設における食の拠点機能強化などに取り組む他、地元食材などを提供する事業者のまちなかへの出店を促進する。ユートランド姫神の交流機能拡充のための施設整備、地域資源活用やさらなる魅力発信に向けて地域おこし協力隊を導入する。企業集積を戦略的に推進するためものづくり拠点として新産業等用地の整備を行う。

  「子育て応援プロジェクト」で、若い世代や子育て世代が希望を持って子どもを産み育てることができる環境を充実させるため、新たに子ども未来部を設置し、年間を通じた待機児童の解消や施設整備の支援、保育士確保などに取り組む。新設の子育て応援プラザを活用した子育て世代等の支援体制の構築に努める他、子ども未来基金を活用し市民が行う子ども・子育て活動を支援する。

  「きらり盛岡おでんせプロジェクト」では、MICE誘致推進や40回記念の盛岡さんさ踊りの取り組み、いしがきミュージックフェスティバルへの支援強化、北上川の舟運実現に向けた新たな取り組みなど、国、県、市民団体と連携を図り観光客誘致を進める。カナダを相手国とした東京五輪ホストタウン交流事業での事前キャンプ誘致、新たに設立する盛岡広域スポーツコミッションにおける地元オリンピアンの輩出などに取り組む。

  総合計画の基本目標と体系に沿った17年度の施策では、人がいきいきと暮らすまちづくりで、地域福祉の推進に向けて分野横断的な支援体制を構築する。盛岡の魅力があふれるまちづくりで、都南東部体育館や盛岡南公園野球場の整備を進めるとともに、良好な景観形成に向け盛岡市景観計画の改定と景観地区の指定について検討し、紺屋町番屋の改修や歴史的建造物の保全・修景などを進める。

  人を育み未来につなぐまちづくりで、循環型社会の形成を図るため家庭ごみの分別徹底や資源集団回収、事業系ごみの減量、廃棄物処理の広域化などに取り組む。人が集い活力を生むまちづくりで、盛岡バスセンターのバスターミナル機能を維持し、中心市街地活性化や河南地区のにぎわい創出を図るため公民連携の導入に関する調査に着手するなど早期に再整備事業を推進する。


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