盛岡タイムス Web News 2017年  3月  26日 (日)

       

■ 盛大附初の甲子園8強 智弁学園(奈良)に5−1 センバツ2回戦 次戦は28日履正社(大阪)と

     
  熱戦を終え、智弁学園の選手たちと言葉を交わす盛岡大附ナイン  
  熱戦を終え、智弁学園の選手たちと言葉を交わす盛岡大附ナイン
 


 第89回選抜高校野球大会(センバツ、日本高野連など主催)は25日、大会6日目を迎え、1回戦1試合と2回戦2試合が兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われた。盛岡大附は2回戦第2試合で智弁学園(奈良)と対戦。先発三浦瑞の好投に打線が応え、5―1と勝利を収めた。県勢のセンバツ8強入りは81回大会(2009年)の花巻東以来で、盛岡大附は春夏通じて初の甲子園8強入りとなった。盛岡大附の次戦は28日。第1試合(午前8時半開始)で昨秋の希望郷いわて国体で対戦した履正社(大阪)と準々決勝を戦う。

 三浦瑞、松本の両校先発による一歩も譲らない白熱の投手戦は、終盤の好機を逃さず得点を重ねた盛岡大附が、センバツ連覇を狙う智弁学園を下した。

  盛岡大附は、10得点を挙げた1回戦から打線の一部を組み替え。1回裏、2回裏とも三塁まで走者を進めるも、1回戦で熊本工打線を3安打完封した智弁学園の主戦、松本を捉えきれず先制点が奪えない。

  守りでは1回戦に続き、左腕三浦瑞に先発のマウンドを託す。三浦瑞は1回戦で4回途中6失点と精彩を欠くも、この試合は威力ある直球と得意の変化球を駆使し、智弁学園打線を封じる。3回表には1死三塁と窮地を招くも、後続を連続三振に取り、本塁を踏ませない。

     
  6回裏、先制の適時二塁打を放つ3番大里  
  6回裏、先制の適時二塁打を放つ3番大里
 

  試合が動いたのは6回裏。盛岡大附は2死走者なしから林が右中間への二塁打で出塁すると、続く大里も右翼手の頭上を越える二塁打を放ち、林が生還。自慢の打力で均衡を破る。

  待望の援護を得た三浦瑞はその後も好投を続ける。打線も三浦瑞の熱投に応え、7回裏に林、8回裏に臼井の適時打などで効果的に追加点を奪い、智弁学園を突き放す。5点差で迎えた9回表、三浦瑞は1死満塁から内野ゴロの間に1点を失うも後続を断ち、試合終了。9回を投げ1失点、被安打4本と素晴らしい内容の公式戦初完投で勝利を収めた。

  ■盛岡大附・関口清治監督
  投手は基本的に継投ということで準備をさせていたが、思っていた以上に三浦がすいすい投げてくれた。(3回表の)得点されそうな場面ではなるべくゴロを打たせるよう指示した。きょうは打順も攻撃中心のオーダー。一人ひとり、試合に出て役割を果たしてくれたらと思う。

  ■盛岡大附・比嘉賢伸主将
  9回表、満塁の場面で三浦に声を掛けに行ったが、落ち着いていたので安心した。相手の松本投手の投球は予想以上。直球に球速を上回るきれがあったが、林と大里の連打で先制点が取れて、頼りになる打者だと思った。点が入ったことで打線に火が付いた。


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