盛岡タイムス Web News 2017年  3月  29日 (水)

       

■  盛岡広域スポーツコミッション 受け継ぐ炬火の闘志 いわて国体の遺産を 8市町と体育協会など21団体 東京五輪へ強化など 釜石W杯の機運も


     
  スポーツを通じた交流人口拡大などに向け設立された  
  スポーツを通じた交流人口拡大などに向け設立された盛岡広域スポーツコミッション  

 希望郷いわて国体・大会の遺産を確実に未来へ引き継ぐため、盛岡広域スポーツコミッション(会長・谷藤裕明盛岡市長)が28日設立された。構成団体は盛岡広域8市町と体育協会、商工団体、岩手大、スポーツ団体の計21者。今後、東京オリンピック・パラリンピック、ラグビーワールドカップ2019など大型イベントが控える中、スポーツ合宿の誘致やプロスポーツとの連携による地域活性化の促進、広域のスポーツ施設の共有化など、相互に連携・協調してスポーツを通じた盛岡広域圏の魅力の発信とにぎわいの創出を図っていく。

  同コミッションは、盛岡広域スポーツツーリズム推進計画に基づき▽スポーツによる交流人口の拡大▽地域スポーツの推進▽東京オリンピック・パラリンピックなどメガスポーツイベントへの取り組み―の基本的施策を実施していく。

  交流人口の拡大では、構成団体が保有する既存の人脈や交渉ルートなどを活用し、ターゲットを明確にした戦略的なスポーツ大会・スポーツ合宿の誘致を図る他、各市町が地域特性や資源を生かして開催するマラソン大会など、既存スポーツイベントを連携させることで交流人口の拡大を図る仕組みを検討する。

  地域スポーツの推進では、岩手ビッグブルズやグルージャ盛岡など地域のプロスポーツチームの支援を通じて地域住民と選手との触れ合いをきっかけとした地域活性化に取り組む他、各市町が整備しているスポーツ施設を広域内で共有する仕組みづくりや広域内のスポーツ施設の適正配置による効率的なスポーツ環境の整備を検討する。

  メガスポーツイベントへの取り組みでは、東京オリ・パラ事前キャンプの誘致、盛岡広域からオリンピック選手の輩出を目指す育成事業エイト・オリンピアンズ・プロジェクト、東京オリ・パラ開催に向けた機運醸成などに取り組む。

  2017年度は、大会や合宿誘致のためのパンフレットの作成、盛岡広域の住民に対する広域スポーツ施策アンケートの実施などを予定する。17年度予算として約308万7千円を計上し、収入には各市町の負担金を充てる。

  谷藤会長は「合宿誘致をはじめとするスポーツによる交流人口の拡大、プロスポーツとの連携、国体開催に向けて整備した施設の有効活用や地域スポーツの推進、東京オリ・パラに向けた地元オリンピアンの輩出など、広域8市町村が連携協力して事業に取り組み広域圏の魅力の発信とにぎわいの創出を図る。活動の発展に向け一丸となって取り組みたい」と話した。


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