盛岡タイムス Web News 2017年  4月  2日 (日)

       

■ ビッグルーフ滝沢 市民ひとつ屋根のもと きょうまでグランドオープンイベント「食と産直」中心に交流

     
  グランドオープンを祝いくす玉を開く柳村市長ら  
 
グランドオープンを祝いくす玉を開く柳村市長ら
 

 滝沢市の大屋根としてにぎわいを創出する同市下鵜飼のビッグルーフ滝沢が1日、グランドオープンを迎えた。同日、オープニングセレモニーが開かれ、柳村典秀市長ら市関係者のほか市内の農家75人で構成する産直組合の野菜、スイカ、花卉(かき)の各部会長がくす玉を開き、全館オープンを祝った。柳村市長は「この施設が滝沢の情報を発信する中心の場となり、今後、皆さまに愛され親しまれる存在となることを期待する」とあいさつ。市は2日までグランドオープン記念イベントを開催し、餅まきや祝いに駆け付けたチャグチャグ馬コの装束馬など、地域を挙げて滝沢の新たな顔を盛り上げる。

 ビッグルーフ滝沢は2016年12月1日、大ホールなどのコミュニティセンターと市立湖山図書館が開館。市によると、2月末までに延べ8万5700人が来館。年間目標15万人に掲げる来館者数の半数を3カ月で達成した。

  今回開館した産業創造センター(たきざわキッチン)は「岩手・滝沢の食」がテーマ。滝沢産の農畜産物と加工品の産直と、それらを使用したレストラン、市の観光案内所も併設。総合的な情報発信を行う。

     
  多くの人でにぎわうたきざわキッチンの産直コーナー  
 
多くの人でにぎわうたきざわキッチンの産直コーナー
 


  産直コーナーには、市内農家が丹精を込めた農産物が並ぶ。農産物は、産直組合の野菜、スイカ、果樹、米穀類、花卉、加工品の6部会がそれぞれ納品。スイカなど3部会は、15年度優秀農業青年クラブ等表彰青年クラブの部で農林水産大臣賞を受賞した「たきざわグリーンワークス」など若手生産者が運営。施設から市内の農業と農産物の発信を図る。

  市内若手農業者の3部会会長は、オープンに際しそれぞれの思いを抱く。花卉部会の小山田将博部会長は「若手としてやりがいが増えたと思う」と話し、野菜部会の田沼和俊部会長も「農家の収益を上げるためにも、生産者と協力して良いものを作りたい」と意欲を燃やす。スイカ部会の三上恒史部会長は「家族で訪れる人が多くてうれしい。小玉スイカや大玉スイカなど、産直でお客さんと一緒にわくわくできるものを提供していきたい」と抱負を掲げた。

  開館初日の1日、開館を待ちわびた多くの人が、新たにオープンしたたきざわキッチンへ足を運んだ。産直コーナーでは、滝沢市と友好のある宮古市の海産物、滝沢市鵜飼安達のナガイモ生産農家マル庄のナガイモなどを手に取る来館者の姿が。レストランでは家族でパンケーキを食べる姿が見られ、施設内外で行われるイベントを楽しんでいた。

  家族で訪れた同市鵜飼上山の佐藤沙弥さん(37)は「明るく広くて気持ちいい。(自宅に近く)便利になって助かる」と農産物を買い求め、同市湯舟沢の藤原粒子さん(69)は「野菜も多く、さまざまなものがある。レストランでも料理を食べてみたい」と話していた。

  2日のイベントは午前10時から午後4時まで。鵜飼小吹奏楽団、陸上自衛隊第9音楽隊の演奏会などが開かれる。17年度のたきざわ日曜朝市(たきざわ日曜朝市会主催)も同日午前5時から同8時に、ビッグルーフ滝沢前で開幕。あら汁の振る舞いなどが行われる予定だ。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします