盛岡タイムス Web News 2017年  4月 11日 (火)

       

■  武道館 初の大規模改修 盛岡市 1981年から供用で老朽化 今年度実施設計、18年度完了


     
  2018年度に大規模改修を予定する盛岡市立武道館  
  2018年度に大規模改修を予定する盛岡市立武道館
 

 盛岡市は老朽化している同市住吉町の市立武道館を2018年度に大規模改修する。1981年4月27日の供用開始以来、大規模改修は初めて。17年3月に策定した市公共施設保有最適化・長寿命化実施計画に基づく改修で、17年度に実施設計、18年度に改修工事を実施し、早ければ18年度中の供用開始を見込む。市は17年度当初予算に実施設計費用として2215万円を計上している。

  同館は鉄筋コンクリート造2階建てで、延べ床面積2143平方b。1階に柔道場、事務室、応接室、2階に剣道場、研修室などを備える。既存の建物は耐震基準を満たしているが、老朽化などが進んでおり、長寿命化実施計画でも大規模改修を行う施設に位置付けられている。

  今回の工事では地震や経年劣化などでクラックが入っている建物躯体の改修を行うほか、剣道場の床の張り替え、屋根の改修、更衣室の改修、トイレの洋式化、空調関係の整備などを実施予定。

  更衣室は現在、1、2階にそれぞれ男女1室ずつの計4室があるが、男子更衣室の面積に比べ女子更衣室は狭くなっている。このため、太極拳やなぎなたなど女性の利用が多い団体の場合は、臨時的に男子更衣室を使用している現状がある。今回の改修工事では、女性更衣室の面積の拡大を計画する。

  同館には現在、暖房のみで冷房がなく、夏場の利用では窓を開けて使用している。空調関係の整備では、冷暖房可能なエアコンの設置を予定しており、利用団体の利便性の向上が期待される。

  現在、同館は柔道、剣道、合気道、空手、ヨガなど44団体が使用。15年度は6万226人、16年度は6万5010人の利用があった。今回の改修工事に伴い、半年から1年の使用休止期間が設けられる見込み。市は今年2月の利用調整会議で利用団体に改修工事の実施を説明している。

  市市民部スポーツ推進課の山本英朝課長は「市立武道館は、建てられてからだいぶ年数がたっているので、今回の工事で利用者が使いやすいように改修を行い、今後も多くの人に利用してもらえる施設にしていきたい」と話した。


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