盛岡タイムス Web News 2017年  4月 20日 (木)

       

■  盛岡誠桜高に野球部 高野連に加盟 共学5年、1年生7人で


     
  新たな歴史を歩み始めた盛岡誠桜高の硬式野球部  
  新たな歴史を歩み始めた盛岡誠桜高の硬式野球部
 

 盛岡誠桜高(附田政登校長、生徒744人)=盛岡市高松=は2017年度、硬式野球部が誕生した。1年生7人を発足メンバーに、今夏の選手権で公式戦デビューを目指す。初代主将の山縣優雅君(15)=乙部中出=は「日々前に進んでいる。現時点では何一つ実績を残していないが、全力で取り組む姿を見てほしい」と意気込む。

  同校は13年度に共学化。現在は全校の4分の1程度が男子生徒という。共学化から5年を迎え、男子生徒の割合も増えてきたことから、校内の部活動を活性化させようと野球部の設置が決定した。

  練習は学校の空きスペースを使い、ランニングや筋力トレーニングなど基礎練習が大半を占める。練習と並行して部員勧誘にも全力であたっており、10日には初の校内行事として、新入生歓迎会に参加。以来、活動見学の男子生徒やマネジャー希望の女子生徒も現れ始めている。

  赤坂晴之介監督(24)=同校教諭=は「応援されるチームになるには、野球を頑張るのは当たり前。それ以外のところでも全力で取り組んでもらう」と指導に熱を込める。今後は滝沢市内のグラウンドを借り、本格的な練習を開始する。県高野連には14日付で加盟。19日の理事会では、赤坂監督が県内各校の監督、部長らを前に決意述べた。

  発足メンバーの7人は、全員が野球経験者。中でも、唯一の硬式経験者である佐々川元(げんき)君(15)=岩大附属中出=にチームの中心として期待がかかる。中学時代は投手と三塁手を経験した佐々川君は「自分たちで野球部の歴史を作ろうと思い入部した。楽しく活動できている。高校野球をやるからには、甲子園を目指す」と決意を語る。山縣主将も「学校生活の先に野球がある。他の生徒、先生方に信頼してもらい、応援してもらえる。理想の野球部に近づけるよう、頑張りたい」と話した。

  赤坂監督は「(盛岡誠桜は)もともと女子高だったこともあり、応援、団体行動など学校生活でも女子がリーダーシップをとっている。野球部ができたことで男子生徒にも影響が出て、リーダーシップをとるような子が出てきてくれたら」と期待した。

  県高野連によると、新規加盟は1991年に共学化した花巻南以来となった。


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