盛岡タイムス Web News 2017年  4月 30日 (日)

       

■ 大型連休スタート 鞍掛山が山開き


 

     
  山開きを記念して鞍掛山の頂上で万歳三唱する登山者  
  山開きを記念して鞍掛山の頂上で万歳三唱する登山者
 

 ゴールデンウイークが始まり、各地の行楽地などが家族連れらでにぎわっている。今年のゴールデンウイークは、曜日の配列で長い人では9日間休みとなる。初日の29日、滝沢市の鞍掛山(897・1b)では毎年恒例の山開き式が行われ、登山客らが春山の魅力を満喫した。県内では室根山に次いで2番目に早い山開きとなり、これから本格的な登山シーズンが始まる。

  登山口で行われた山開き式では、市や市山岳協会の関係者らがテープカットで祝った。柳村典秀市長は「鞍掛山は標高897bという手頃な山で、風光明媚(めいび)。頂上からは岩手山が間近に見られ、年間を通じて登山者があり、冬でも登れる山。きょうは皆さん体調に十分注意しながら、けがのないように登ってほしい」と呼び掛けた。

  同日は天候が心配されたが、幸いにも午前中は時折小雨が降ったものの、おおむね天候にも恵まれ、気温もちょうどいい登山日和となった。登山者は、登山道脇に見られるキクザキイチゲの白い花やカタクリの紫の花を楽しみながら頂上を目指した。例年、山開きの時期には多少の残雪が見られるが、今年は気温が低かったこともあり、頂上付近の登山道の雪の量も多かった。

  頂上では眼下に広がる滝沢市や盛岡市の景色、目の前にそびえる雪を抱いた雄大な岩手山が登山者を出迎えた。午前10時半すぎには、山頂の登山者が岩手山をバックに山開きを記念して万歳三唱した。その後は昼食を食べたり、写真を撮影したり、思い思いに山頂での時間を満喫。午後からは天候の崩れが心配されたこともあり、下山を急ぐ人の姿も見られた。

  登山仲間5人で登った雫石町の上野真さん(71)は「天気も持ってくれて良かった。鞍掛山はコースも整備されて歩きやすく、山頂から見える岩手山も素晴らしい。年間40回くらい県内外の山に登るが、鞍掛山登山で調子の良さを確認する健康管理としても利用できる山」と鞍掛山の魅力を語った。

  滝沢市内から友達の家族と一緒に登山した澤内理珠さん(10)は「鞍掛山に登るのは久しぶり。走って登ったから意外に疲れたけれど、岩手山もはっきり見えるし、下の景色もきれいに見えたからうれしかった。鞍掛山は簡単に登れるから少し運動をしたい時にちょうどいい」と話した。


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