盛岡タイムス Web News 2017年  5月 1日 (月)

       

■  地名の由来を探検 滝沢市民ネット 「滝の沢」下るツアー


     
  水しぶきを上げる滝をロープ伝いに降りる参加者  
 
水しぶきを上げる滝をロープ伝いに降りる参加者
 

 滝沢市の名称の由来といわれる「滝の沢」を巡る沢下りが4月30日、同市湯舟沢地内の山林で行われた。NPO法人滝沢市民ネットワーク(佐藤佳子代表)が、市の名所を再発見する「第4回春の滝沢小さな旅〜ちょっと冒険『滝の沢』&水芭蕉群生地〜」として企画。参加した市民らは、沢の斜面にもえるカタクリなどの山野草を眺めながら、ロープで滝を下る冒険に目を輝かせた。

  企画は2017年で4年目。市民が訪れることの少ない市内の名所を訪ねている。今回は滝沢市民ネットのボランティアや市民、市山岳協会員ら12人が参加した。

  滝の沢は、湯舟沢の谷地山と平蔵沢の石ケ森の間にある約150bの沢。市山岳協会員が事前に下見し、枯れ葉などを撤去した以外は手を付けておらず、木漏れ日の差す中に自然が広がっていた。周辺まで車両で移動した参加者は、長靴とヘルメットを身に付けて沢を下った。

  滝の沢には三つの滝があり、参加者は沢の上流から一の滝、二の滝、三の滝を順々に降りた。それぞれの滝には、市山岳協会員が事前にロープを用意。今年の滝の水量は雪が多かった影響で多く、勢いよく落ちる水を間近にしながらロープ使って岩壁を下りた。

  沢の周辺には一面の山野草。参加者は春の息吹を感じながら終点の落差約6bの三の滝を下り、滝沢の名称の由来といわれる滝に見入っていた。この他、同市姥屋敷安達地内のミズバショウやザゼンソウも観察。市内の隠れた自然を楽しんだ。

  佐藤代表は「滝沢の由来となった沢と滝だが、あまり知られていない。市民にも市外の人にももっと知ってほしい」と話した。

  ボランティアとして参加した県立大看護学部2年の橋栞菜さん(20)は、同大社会福祉学部4年の杵淵陽海さん(21)と参加。「初参加だったが、滝は想像以上。滝沢に住んでいて由来になった滝を見られて良かった」とほほ笑んだ。


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