盛岡タイムス Web News 2017年  5月 4日 (木)

       

■ 施行70年、改憲の是非は 憲法記念日の盛岡市内 県内6党などが街宣


  憲法記念日の3日、県内各党は盛岡市盛岡駅前通のJR盛岡駅前で街頭宣伝活動を展開した。例年実施している民進党、共産党、社民党に加え、政権与党の自民党と公明党の青年局が合同で行い、自由党も街頭に立ち、駅前は午前から午後まで各党が激しく出入りした。政治団体の街宣車も乗り込み、一時緊迫した場面もあった。年内とも言われる次期衆院選をにらみ、各党が憲法などについて政見を主張。施行から70年の節目に、市民らへメッセージを送った。

  憲法をめぐっては、自公政権が2012年12月に復帰以来、特定秘密保護法や安全保障関連法が相次いで成立。衆参の改憲勢力が3分の2を占め、改憲の動きが加速する勢いを見せている。安倍首相は3日の記念日を前に「機は熟してきた」と強い意欲を示した。

  対抗する民進をはじめとする野党勢力は、警戒感を強めている。国会審議中のテロ等準備罪(共謀罪)法案では与野党が激しく対立している。

  次期衆院選を視野に、野党としては有権者の支持をいかに集められるかが鍵を握る。県内4野党が統一候補擁立など共闘を進める一方で、党本部間の協議の動向次第で流動的な要素も多い。

  衆院議員の区割り改定は、投票価値の平等をめぐる「1票の格差」問題として違憲か合憲かが問われた。こうした中で施行70年間、一度も手が付けられたことのない憲法改正の是非について、与野党が火花を散らす。

  3日、盛岡市内では政党以外に憲法記念日にちなんだ行事が催された。大通では美しい日本の憲法をつくる県民の会(共同代表・小苅米淳一氏、藤原隆麿氏)の憲法改正啓発活動、中ノ橋通では、いわて労連(金野耕治議長)など主催の「憲法祭り」があった。


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