盛岡タイムス Web News 2017年  5月 18日 (木)

       

■  盛岡市のサンビル 学生のアイデアに商機 空きテナントで販売、講習 MCLグループ


     
   MCL専門学校グループの学生の実践発表の場となるサンビル1階のカフェコーナー  
   MCL専門学校グループの学生の実践発表の場となるサンビル1階のカフェコーナー
 

 盛岡市大通1丁目のサンビル1階の空きテナントを、MCL専門学校グループ(龍澤正美理事長)の成果発表の場として活用する企画が進められている。西入り口近くのカフェコーナー(33平方b)を使って学生の製作品の販売会や無料学習講座などを開き、授業での学びを実践・披露する場にする。盛岡大通商店街振興組合(吉田莞爾理事長)と同グループが連携協定を結び、6月下旬に始動させる予定。若い感性を生かしたイベントから若年層の集客、商店街のにぎわいにもつなげる考えだ。

  MCLグループ(6校33学科)は11年前から同組合と連携した学園祭や清掃活動、祭りなどのイベントを開催してきた。その一環として、昨年6月から入居者がいない空きテナントの活用を提案され、3月から実施の検討を重ねてきた。参加するのは盛岡情報ビジネス専門学校、専門学校盛岡カレッジオブビジネス、盛岡医療福祉専門学校、盛岡公務員法律専門学校、盛岡ペットワールド専門学校、盛岡看護医療大学校の6校。イベントを学習の本格的な実践の場と位置付け、パソコン、製菓、デザイン、ブライダル、福祉、保育、医療など多様な専門分野の学習成果を発表する。

  検討している計画例は▽カレッジオブビジネスパティシエ科によるスイーツの販売会▽盛岡情報ビジネスによる無料のパソコン・スマホ講座▽盛岡ペットワールドによる動物の無料飼い方・しつけ講座―など。学生はイベントを通して技術・サービスの評価や市場のニーズをつかみ、学習意欲や技術の向上につなげる。

  同グループの高田孝一外部連携推進担当は「学生が地域とのつながりを実感し、まちづくりへの関心を深められる機会。商店街のにぎわいにも貢献できれば」と話していた。

  サンビルは、岩手大落語研究会の寄席イベントを1階お休み広場で不定期に開くなど、地元の学生と連携による催しを積極的に展開している。

  サンビルの佐々木浩事務局長は「店舗全体の活性化につながる企画。同店に多い年配の客に喜ばれ、若い客層の集客にもつながるだろう」と期待を寄せていた。


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