盛岡タイムス Web News 2017年  5月 28日 (日)

       

■ 澤田さん「桃花号」1席(秋田犬本部展覧会)に 紫波町佐比内 秋田犬ふれあい勉強会

 

 

     
  参加者へ秋田犬の魅力を伝える澤田さん(右)  
  参加者へ秋田犬の魅力を伝える澤田さん(右)
 

 紫波町佐比内の澤田晴吉さん(69)の飼育する秋田犬の桃花号(雌、2歳)が、秋田犬保存会主催の第136回本部展覧会で最高位の1席に輝いた。澤田さんは日本固有の良質な犬が海外へ流出する現状を受け、2012年から秋田犬の飼育を本格的に開始。これまでも同展覧会や地区展覧会でも入賞してきたが、今回初めて、念願の1席となった。27日には自宅で「秋田犬ふれあい勉強会」が行われ、澤田さんから日本犬の魅力や飼育のこつなどを学んだ。

  澤田さん宅では桃花号をはじめ、生後50日の子犬、合わせて13頭を飼育している。自宅で交配、繁殖もしているという。

  澤田さんは「大型犬は危険というところに注目されがち。だが、健康状態や性格を注意深く見て、それに合ったしつけをすれば、ちゃんと通じ合える」と説く。

  普段は1頭ずつ朝夕2回、各2`程の散歩を基本に運動させるほか、餌はドッグフードと白米を半分
ずつ与えるという。また、毎日のふんの状況を見て、餌の量を調整するなど、体調に細かく気を配る。同日、勉強会の参加者らは犬と触れ合いながら澤田さんの話に耳を傾け、育て方の工夫や秋田犬の魅力に関心を深めていた。

  澤田さんは「今年で5年目。1席を取ることができ、ようやく今までやってきたことの芽が出たという思い。秋田犬が世界的に有名になったが、やはり地元に良い犬がいなければ。日本固有の文化であり、目や毛の色、歯並びなどまで、洋犬とは全く違う魅力がある。それを廃れさせてはならないし、今後も飼育を続け、そういった環境を作っていきたい」と話していた。

  盛岡市中野から訪れた細野加代子さん(65)は「顔がかわいく、立ち姿がりりしくて良い。秋田犬は忠犬ハチ公のイメージが強く、私もその印象が強い。かわいらしいが、迫力があり近寄りがたい雰囲気もある」と秋田犬の魅力に引き込まれた。

  ふれあい勉強会は28日も行う。午前10時から午後3時まで。同町佐比内建前43の2。電話09014980935。


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