盛岡タイムス Web News 2017年  6月  3日 (土)

       

■ 〈体感思観〉 「参加」から得られたもの 山下浩平


  先日、紫波町地域おこし協力隊員の平真弓さんが開いたカメラ講座「紫波フォトキャンプふらっと」に参加した。取材、ではない、参加だ。こういった地元のイベントに参加したことはほとんどなかったので、この日は朝起きた瞬間からわくわくしていた。

  オガールプラザ内の一室で平さんによるカメラの使い方などの講習を受けた後、外に出て撮影会。この日は好天に恵まれ、屋外の青々とした芝生の上ではヨガ教室、屋内では町内外の作家による手作り作品の販売会が行われ、大勢の来館者でにぎわっていた。講座に参加し、楽しみながら散策する中で、取材時とは違ったオガールの魅力に触れることができたと感じた。

  また、4月にグランドオープンしたオガールセンター内にあるアウトドアショップ「ノッティー」では、毎週火曜日の夜にランニングイベントを企画。5月30日には紫波中央駅前のバー・サンセットとコラボレーションし、ランニングと食事会を合わせて催しも行われた。

  町外から来た人が紫波の魅力に気付き、町民と一緒に面白い企画を打ち出している。2012年6月にオガールプラザが完成してから5年。正直、建物が全部できたからって、町がどんなふうに変わっていくかなんて想像もつかなかった。

  だが、情熱を持った人たちが作り上げたエリアには、ちゃんと情熱を持った人が集まる。情熱を持った人の周りには同じように志しを持つ人が集まり、化学反応のように、いろんな動きが繰り出されていく。

  オガールで行われてきた取り組みについて、過度に持ち上げるつもりもないし、ひいきをするつもりもない。ただ、実際に行事に参加し、体感することで、取材時とは違う視点や考え方でオガールを見ることができたのは、大きな収穫だった。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします