盛岡タイムス Web News 2017年  6月  11日 (日)

       

■  チャグチャグ馬コ 夏もさざめく鈴の音 蒼前神社から八幡宮へ 雨天ついて81頭


     
  アヤメの花を前に歩く馬コ。馬に乗る子どもも笑顔を振りまいた(滝沢市、午前9時45分ころ)  
  アヤメの花を前に歩く馬コ。馬に乗る子どもも笑顔を振りまいた(滝沢市、午前9時45分ころ)
 

 みちのく岩手の初夏の風物詩「チャグチャグ馬コ」は10日、滝沢市鵜飼外久保の鬼越蒼前神社から盛岡市の盛岡八幡宮までの約13`を行進した。2017年は装束馬70頭、役員馬11頭の計81頭が参加。雨が降る中の出発となったが午後からは徐々に晴れ、馬コ装束の鈴をきらきらと輝かせて、行進コースに集まった人々を魅了した。

  今年の馬コ行進は雨模様の行程となった。馬コは雨雲が空を覆う中、蒼前神社の鳥居をくぐって次々と出発。午前10時ころから雨が降り始め、一時は雷もとどろいた。

  乗り手と引き手は雨がっぱを身に着けて行進。午後1時ころから天候が回復し、雨で濡れた鈴が太陽の光で輝き、「チャグチャグ」と音を奏でた。

  今年は、滝沢市有馬・校伯の血を受け継ぐ織姫、籠姫、伯鈴が装束馬としてそろって参加。籠姫は今年が行進デビューとなった。子馬を出産したばかりの馬コが多く、沿道に集まった人々は母馬の後ろをついて歩く様子に「かわいい」と歓声を上げた。

  盛岡市立中野小3年の吉田花凜さん(8)は初めて馬コと歩いた。「馬に乗る祖父を見ていたので前から乗りたかった」とにこやかに話した。

  滝沢市鵜飼の小松原香さん(39)は「秋田県の両親に初めて見せた。雨降りの行進だったが、喜んでくれてうれしかった」と馬コを眺めた。


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