盛岡タイムス Web News 2017年  6月  13日 (火)

       

■  矢巾町議会 タブレット導入 端末手に議場や委員会 6月会議でスタート 便利さ実感これから?


     
  タブレット端末を導入した矢巾町議会  
 
タブレット端末を導入した矢巾町議会
 

 矢巾町議会(廣田光男議長、18人)では6月会議から、タブレット端末を導入した。本会議や常任委員会、全員協議会などで、当局からの提出議案や説明資料などを端末上で閲覧可能とすることで、紙資料の削減や議会活動の効率化を図るもの。6月会議は6日に開会し、既に議案の当局説明、一般質問でも端末を使用した議会運営が展開されている。

  端末は1人1台持ち、本会議や議員全員協議会(全協)などの資料データが町議会事務局から各議員の端末に送られる。議員は端末の液晶画面で、議案や一般質問の質問内容や町長答弁の文章を確認できる。また、常任委員会や全協の開催日など、日程の連絡などにも活用する。

  初めて端末を導入しての開催となった町議会6月会議。事前に専門家を招いての講習会を受け、端末を片手に各議員が本会議や常任委員会に臨んだ。習得度に差はあり、ほとんどの議員が紙資料を併せ持って着席した。

  一般質問時には議員が質問した後、町長答弁が行われる時に、端末へ事務局から通知が送られ、議員が画面上で受け取ると、画面が質問内容から答弁内容の文章に切り替わる。各議員とも、本会議ではスムーズに端末を使用し、特にトラブルはなかった。今後、インターネットなどの各種機能を把握した上で、個別の議員活動における活用が課題となる。

  昆秀一氏(一心会)は「個人的に資料関係については、端末があれば紙での資料はいらないと感じた。ただ、端末上のメモ機能が使いにくい印象があった。事務局からの連絡については、自分が所属する以外の常任委員会の日程や内容が分かるので、活動の中身が確認できるのは良いと思う」と使用した感想を語った。

  小川文子氏(共産)は「議場以外で活動する際、町民への説明などにも活用できれば」と話していた。

  廣田議長は「議会運営の円滑化のため導入した。戸惑った議員もいたが、使ってみれば便利。議会改革の一環でもあり、ペーパーレス化による、ごみの減量にもつながれば」と期待を込めた。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします