盛岡タイムス Web News 2017年  6月  25日 (日)

       

■  滝沢中央SICに着工 高屋敷平地内 19年春の完成と供用へ


     
  滝沢中央SICの完成イメージ(NEXCO東日本東北支社提供)  
  滝沢中央SICの完成イメージ(NEXCO東日本東北支社提供)
 

 滝沢市とNEXCO東日本東北支社盛岡管理事務所は24日、滝沢市下鵜飼のビッグルーフ滝沢で同市高屋敷平地内に建設する「滝沢中央スマートインターチェンジ(SIC)」の工事着工式を開いた。市中心部から東北縦貫自動車道への乗り降りを可能とし、2019年3月完成と供用開始を見込む。市内から高速道路へのアクセス性向上、産業集積などさまざまな効果が期待される。

  着工式は同支社、国・県・市などから約100人が出席。市内のりんごの森保育園園児が着工を祝い、柳村典秀市長、地権者ら関係者が盛砂にくわを入れ、工事の安全を祈願した。

  滝沢中央SICは市内北側の滝沢インターチェンジ(IC)から南に6`、盛岡市の盛岡ICから北に4`の地点に設置。高速道路と市道茨島土沢線を丁字路交差点の1カ所でつなぐ。高速道路下り線へは、高速道路に架かる全長約33b、床板までの高さ約8b、幅員約14bの本線横断橋を渡って接続する。上り線は橋を利用しない。

  総事業費は34億9千万円で、うち5億4千万円は滝沢市が支出。工事は高速道路から交差点先の料金徴収施設までをNEXCO東日本、市道までを市が担当する。

  SIC設置で期待される効果はさまざま。同支社は市内からIC接続10分圏内となる市民の数が、現在の3万2800人から4万9千人に拡大すると試算。高速道路への乗り降り場所が分散し、県道盛岡環状線の渋滞緩和も見込まれる。

     
  盛砂にくわ入れする柳村市長(左)ら  
 
盛砂にくわ入れする柳村市長(左)ら
 


  また、工場の製品出荷時間短縮など産業活性化への期待も。滝沢市商工会の阿部正喜会長は「物流拠点が集積すれば、周辺は大きく変わる可能性がある。盛岡広域の多方面に効果をもたらすだろう」と期待した。

  柳村市長は「SICの周辺は、市のマスタープランで交通の重要な拠点と位置付けられる。産業の振興などまちづくりに大きく寄与すると考えられる。事故なく工事が推進されることを願う」とあいさつ。

  NEXCO東日本東北支社の澤田石貞彦建設事業部長は「SICの開通によりさまざまな効果が期待される。無事故無災害で一日も早く開通することを願う」と述べた。

  SICは高速道路のサービスエリアなどから乗り降り可能なETC搭載車両に限定したIC。県内のSICは滝沢市、矢巾町、奥州市、平泉町の4カ所で建設。滝沢市は奥州市、矢巾町に次ぎ3カ所目の着工となった。


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