盛岡タイムス Web News 2017年  6月  29日 (木)

       

■  念願の架け替えへ 徳田橋(盛岡市〜矢巾町間)工事で県が議案 老朽化に狭い幅員 平成30年代前半の供用へ 両側に歩道、車両にも余裕


     
  架け替え工事が計画されている徳田橋  
 
架け替え工事が計画されている徳田橋
 

 盛岡市と矢巾町をつなぐ一般県道大ケ生徳田線で、北上川に架かる徳田橋の架け替え工事に関する議案が、県議会6月定例会に上程されている。可決されれば、10月から本格着工される見通し。橋は1962年に完成してから55年が経過し老朽化が問題となっている他、幅員の狭さで大型車のすれ違いが困難な状況にある。また、2019年開院予定の岩手医大附属病院へのアクセス性の向上も課題だ。県では平成30年代前半での供用開始を目指す。

  県道路建設課によると、現状の徳田橋は片側1車線で、幅員は車道(路肩含む)6・6b、歩道は片側のみで3b。今回の下部工工事を含む架け替えの全体計画では、幅員が車道8b、歩道は両側各3・5bとし、大型車の通行の円滑化と歩行者などの利便性の向上も図る。

  今回の下部工は全7カ所の橋脚のうち、2カ所を発注。計画では10月に着工し、来年6月には河川内での作業を終える予定。請負者はオリエンタル白石(東京都江東区)・平野組(一関市)特定共同企業体。契約金額は8億3700万円。

  架け替え工事の総事業費は65億円を見込んでいる。工事の進捗(しんちょく)を見据えながら上部工を含む今後の工事発注時期を検討する。

  徳田橋が架かる県道は国道4号と同396号を結ぶ幹線道。また、19年に同病院が開院すれば、救急医療施設へのアクセスに重要な交通の要衝となる。工事の全体計画は橋梁(きょうりょう)部の365bと道路部分を含む全体延長1200b。県では2011年に事業を開始しており、今回から橋梁の本体工事に着手する。

  矢巾町では同病院移転を見据え、町道中央1号線の拡幅工事など、周辺道の整備を予定している。また、18年3月には東北自動車道矢巾パーキングエリアに連結するスマートインターチェンジが供用開始予定。町内の交通量が増加する見込みで、町中心部と北上川東部を結ぶ徳田橋の架け替えは喫緊の課題だ。

  菅原弘範町道路都市課長は「岩手医科大附属病院が開院すれば、交通量が増加することが見込まれる。毎年、要望活動も実施してきたが、早期の完成を期待したい」と話した。


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