盛岡タイムス Web News   2017年  9月  20日 (水)

       

■  22年度以降の閉館検討 盛岡市教委がてがみ館 資料は先人館などへ移管


 盛岡市中ノ橋通のプラザおでって6階にある盛岡てがみ館が2022年度以降に閉館が検討されていることが分かった。収蔵資料は、22年度から25年度までの間に市先人記念館や石川啄木記念館、原敬記念館などに移管する計画。盛岡市議会9月定例会で中野孝之助氏(盛友会)の一般質問に市教委が答弁した。

  同館は2000年6月1日に開館し、延べ床面積は約494平方b。同市にゆかりのある著名人や先人の手紙を中心に原稿・日記など約3万7900点の資料を収蔵している。入館者数は13年度3899人、14年度5400人、15年度6270人、16年度5310人で推移している。

  市公共施設保有最適化・長寿命化中期計画(16年度から25年度)で、同館は機能の集約化が計画され、展示資料は先人記念館や石川啄木記念館へ移管し、跡地は産業支援センターへ転用する方向性が示されている。

  豊岡勝敏教育部長は「機能がばらばらになっていることもあり、最適化・長寿命化計画の中で機能集約化の方針となっている。計画では先人記念館は26年度以降に大規模改修の予定で、改修前にてがみ館の資料をそれぞれの施設に移管する計画」と話した。

  先人記念館については、市公共施設保有最適化・長寿命化中期計画の次期計画に基づき26年度以降の大規模改修が計画されている。同館は1987年10月2日の開館から30年が経過。てがみ館の資料受け入れの他、改修にあたっては常設スペースのリニューアルなども検討されている。

  現在、先人記念館の収蔵スペースには若干の空きがあるものの、てがみ館の資料を収蔵するスペースは十分ではない。このため、市教委では資料を一時的に別の場所に保管したり、大規模改修までてがみ館の閉館を遅らせるなど、移管方法についても検討していく。


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