盛岡タイムス Web News   2017年  9月  28日 (木)

       

■  存続に向け方向性を 雫石高 将来ビジョン策定委開催へ


 県教委が8月に示した県立高校再編案で、2018年度から学級1減が決まった県立雫石高の将来ビジョン策定委員会が、10月6日午後5時から同校で開かれる。町と地域で高校の将来像の行動計画を策定。人口減少への有効な手立てとして地域に根差した学校づくりにつなげる。

  委員会は、同校の将来像を話し合う初めての会合。参加予定者は同校の校長、副校長、雫石高を支援する会など地元有志、学識経験者、PTAなど。地域の意見も参考にしながら方向性を探る。

  町は来年度以降も志願者数が減少し続ければ、募集停止の可能性もあるとして、17年度当初予算に雫石高存続対策支援事業145万9千円を計上。保護者負担を軽減する経済支援策として、雫石中からの入学費用の一部助成と町外通学者の通学費の一部を助成。入学時の補助は制服代など入学費用全体の2割を補助し、通学費用として11カ月分の定期券の2割を一括支給している。

  しかし、町議会からは「雫石中からの入学者が少ない。中学も巻き込んだ対策をしなければならない」との発言が続いていた。このため町は、同校普通科に加え6次産業コース、福祉実践コースの新設を県に要望。さらに、町議会9月定例会で一般会計補正予算にビジョン策定の対策費用を計上した。

  27日の定例記者会見で吉川健次教育長は「年間で4、5回開き、雫石高をどのような高校にしたいか話し合っていく」と考えを示した。


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