盛岡タイムス Web News   2017年 10月  1日 (日)

       

■ 進学へ6年スパンで教育 盛岡中央高校附属中 国際的に活躍できる人材を 正式に開校認可 千葉研二校長に聞く

     
  附属中の校長も兼任する盛岡中央高の千葉校長  
 
附属中の校長も兼任する盛岡中央高の千葉校長
 


  学校法人龍澤学館(龍澤正美理事長)が運営する盛岡中央高校の附属中学校は、9月26日付で正式に開校が認可された。今後は10月初旬にも募集要項を公表し、12月と17年1月の入試を経て、18年4月の開校を迎える。附属中の校長も兼務する盛岡中央高の千葉研二校長に、学校の特色などを聞いた。

  −正式に開校が認可され、現在の心境は

千葉 学校法人として、12年前から中学校設立に取り組んできた。念願の中学校であり、うれしく思う。岩手県に教育の新しい風を吹き込みたい。

  −附属中の特徴は

千葉 都市型の私立中学校といいますか、6年後の大学進学を意識し英語と数学の時間数を多くするなど、私立の学校でしかできないような取り組みで存在感を出したい。

  英語はコミュニケーションのツールとして必須だが、根幹になるのは日本語。両方をきちんと使える生徒を育てたい。中学校の姉妹校として了解済みの学校もロシア、フィンランドなどに6校ある。正式締結後は相互訪問に加え、共同研究や合同ボランティアなど多くの事業を行いたい。

  −盛岡中央高校との連携は

千葉 併設校のため、中学校の卒業生が他の高校に行くこともあるが、基本的には「基礎的な知識と技能」「自ら考え、判断し、表現する力」「主体的に学ぼうとする姿勢」について、中学校入学から高校卒業までの6年のスパンで教育を行う。授業時間数も多く、じっくり国際的に活躍できる人材を育てたい。

  行事については、毎年8月の国際フォーラムに中学生も参加できれば。今年の10月2日には高校でマサチューセッツ工科大元教授のポール・ルケッツ氏の講演が行われますが、そのような貴重な機会には中学生も積極的に参加させたい。

  −生徒に期待することは

千葉 中学、高校、大学は通過点であり、その後に未知の世界を生きていく力が必要になる。その中で語学を含めたリベラルアーツ(基礎的な知識、学力)が必要になる。3年ではなかなか難しいが、じっくり、ゆっくり6年間で身に付けさせ、送り出したい。

  グローバル社会といっても、世界だけ見てはだめ。まずは日本、岩手、盛岡を知り、世界に出ていく。卒業生から世界で活躍するトップリーダーが出てくれたら。
(聞き手・佐々木貴大)


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