盛岡タイムス Web News   2017年 10月  13日 (金)

       

■  豊かで魅力あふれる地場産品 食から工芸まで46事業者 沖縄からも 盛岡市産業まつりが開幕 17日までカワトク


     
  実演で伝統工芸品を紹介している市産業まつり  
 
実演で伝統工芸品を紹介している市産業まつり
 

 第37回盛岡市産業まつり(同実行委=会長・谷藤裕明市長=主催)は17日まで、同市菜園のパルクアベニューカワトク7階催事場で開かれている。市周辺の46事業者が菓子や果物、干物、酒、総菜、クラフト、伝統工芸品などを販売。良質な地場産品を発掘しようと、初日の12日から大勢の市民でにぎわった。

  盛岡の特産品を地元の人に知ってもらうため毎年6日間ほど開催されている。伝統工芸の実演や体験教室を開き、後継者不足などの課題を抱える伝統工芸の価値を広げる機会にもなっている。今回はうるま市・盛岡市友好都市提携5周年を記念し、琉球泡盛「守禮」や沖縄タンカン梅酒を販売している他、14日には盛岡・沖縄三線倶楽部による演奏会が行われる予定。

  初出展は虹色のしずく工房(雫石町)、バイオコクーン研究所(盛岡市)、Fairy Tale(同)、クラフティお菓子の家(同)、となんカナン事業所(同)、のびやか丸(同)の6事業者。

  クラフティお菓子の家は12、13日に出展。東京で修行した佐々木恭代店長(46)自慢のトリュフ・トルテ(1ピース・税込み481円)をはじめ、フルーツタルトなどを販売している。佐々木店長は「2007年に矢巾町に店を構え、3年前に盛岡市津志田西に移転した。この催しで店をさらに周知させられたら」と期待していた。

  川目石材店(同市)は、みかげ石に写真のような絵を手掘りで施す影彫りの技法を実演。吉田飛鳥さん(36)は「10年以上前に独学で習得し、今では記念碑や歌碑などに使われるようになった。芸能人や歴史的偉人が刻まれている石を興味深げに見てくれる人が多く、うれしい」と話していた。

  玉山地域活性化プロジェクトTAMAYAMAX・喫茶緑青(同市)は、うるま市のテットウコーヒーがブレンドした「鉄塔コーヒー」や独自のブレンドコーヒーなどを1杯税込み300円で販売。花坂洋介店主(37)は「2年目の参加。出展者同士の輪が広がっている。鉄塔コーヒーは、軽やかで落ち着きのある味わいでお薦め」と呼び込んでいた。

  初日に来場していた盛岡市好摩の橋和子さん(77)は、うるみ工芸(同市)の浄法寺塗りの箸、草紫堂(同市)の南部紫根染の名刺入れや手帳カバーなどを購入。「たまたま来店したが、素敵な品ばかりでたくさん購入してしまった。市内にある店でも立ち寄る機会がないので、こういう催しは新たな発見があって楽しい」と笑顔で話した。

  実行委事務局・市ものづくり推進課の北田雅浩課長は「盛岡地域のおいしいもの、素晴らしい技を市民に広げられたら」と期待していた。

  会場では県内特産品が約40人に当たるスタンプラリーを開催。14、15日には取れたて野菜の「青物市」、15日には村田製作所の自走ロボット「ムラタセイサク君・ムラタセイコちゃん」のショーなどが開かれる。

  午前10時から午後7時(最終日同5時)まで。


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