盛岡タイムス Web News   2017年 11月  16日 (木)

       

■  県卓越技能者 技に生き伸びゆく力へ 工芸、食など19人表彰 後身育てさらに精進


     
  千葉副知事から賞状を受け取る大森さん  
 
千葉副知事から賞状を受け取る大森さん
 

 2017年の県卓越技能者表彰式は15日、盛岡市志家町のサンセール盛岡で開かれた。今年度は卓越技能者9人、青年卓越技能者10人が選出された。式では千葉茂樹副知事から、賞状と盾が手渡された。

  卓越技能者表彰は、さまざまな分野で優れた技能を有し、他の技能者の模範となる技能者を表彰することで、技能尊重の機運の醸成と技能労働者の地位、技能水準を向上させることを目的に毎年行われている。卓越技能者は45歳以上で実務経験15年以上の県内第一人者、青年卓越技能者は25歳以上45歳未満、実務経験3年以上で優れた技能を有し、将来に向け継承者として期待されている人を対象としている。

  表彰式で千葉副知事は「今後も卓越した技能、技術を発揮され、他の技能者の模範として本県の復興を担う次世代の若者育成など、一層の尽力をお願いします」と達増知事の式辞を代読した。

  卓越技能者表彰を受けたみちのく工房(盛岡市繋)の玩具製造工、大森信政さん(78)は「身に余る光栄。子どものころからおもちゃを作り続け、その延長に今がある。年を取るごとに、さまざまなものを見てきて、まだ作りたいものでいっぱい。命の続く限りおもちゃを作りたい。工房に体験に来る人も増えているので、そういった人にも喜んでもらいたい」と話した。

  青年卓越技能者表彰を受けたヌッフ・デュ・パブ(同市大通)の西洋料理調理人で料理長の中村昌さん(44)は「普段の仕事が評価されうれしい。自分だけでなく、店のスタッフや食材の生産者、業者のおかげでもあるので感謝したい。これからは生産者のためにも、食材の魅力を引き出せるよう精進したい」と語った。


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