盛岡タイムス Web News   2017年 11月  19日 (日)

       

■ 一家3世代でリレー出場 イーハトーブマスターズ水泳 盛岡市の伊藤さんら


     
  惠悦さん、守さん、藤子さん、ゲストの中村真衣さん、成田さん(左から)  
  惠悦さん、守さん、藤子さん、ゲストの中村真衣さん、成田さん(左から)
 

 「2017イーハトーブマスターズ水泳盛岡大会兼ニチレイチャレンジ特別泳力検定会」(岩手マスターズ水泳協会、県水泳連盟主催)が19日まで、盛岡市本宮の盛岡市立総合プールで開かれている。この大会の混合4×50bメドレーリレー競技に18日、盛岡市の伊藤藤子さん(75)と長男の惠悦さん(39)、長女の息子で盛岡大2年の今野守さん(20)らが3世代での出場を果たした。

  出場のきっかけを作ったのは惠悦さん。おいの守さんが仙台市から盛岡に進学し、マスターズ水泳に出ると知り、みんなで泳いでみたいと提案した。惠悦さんは幼いころから水泳を習い、その泳ぐ姿に影響され母藤子さんも40代半ばから水泳に親しんでいたという。守さんのアルバイト仲間で盛岡医療福祉専門学校1年の成田愛里さん(19)も加わり、混合メドレーに出場を果たした。

  混合メドレーは選手の年齢の合計により区分され、藤子さんたちの「120〜159歳」には4チームがエントリー(当日1チーム棄権)。守さん(背泳ぎ)、惠悦さん(平泳ぎ)、成田さん(バタフライ)、藤子さん(自由形)の順に泳ぎ、2分21秒26のタイムで2位となった。

  競技後、藤子さんは「孫も盛岡にいて自分も出られるのは、今年しかないのかなという思い。みんな速くてしんどかったけど、出ることができて良かった」と笑顔で振り返る。守さんは「結果より楽しむことを考えて泳いだ。(祖母、叔父に)お世話になっている感謝の気持ちを伝えられたら。また機会があれば一緒に出たい」と話す。長年水泳に取り組み、マスターズには初出場という成田さんは「みんなとリレーが組めて楽しかった」と笑顔を見せた。

  この日は惠悦さんの妻と3人の子どもたち、仙台市から守さんの母も応援に駆け付けた。惠悦さんは「1番は母に楽しんでもらおうと思い、出ることが目標だった。泳ぎきれて良かった。できれば来年もこうやって出たい」と晴れやかに語った。

  大会ゲストとして来場していた元水泳選手の中村真衣さん(シドニー五輪女子100b背泳ぎ銀メダリスト)も、3世代での挑戦を知りエールを送った。「私も母の影響で水泳を始めたので、一緒に泳げるのはうらやましい。こういうファミリーが増え、水を通して家族の絆が深まっていったらうれしい」と期待する。

  同大会には、北は北海道から南は福岡県まで全国から808人がエントリー。全国大会ではあるが、マスターズ登録をしていれば誰でも出場できる。大会関係者は「毎年開催している。ぜひ多くの皆さんに挑戦してほしい」と話している。
 


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