盛岡タイムス Web News   2017年 11月  26日 (日)

       

■ 名残惜しみ大勢の人出 今年最後の材木町よ市 45年目も会いましょう

     
  大勢の人でにぎわった今年の最終日の材木町よ市  
  大勢の人でにぎわった今年の最終日の材木町よ市  


  盛岡市の第44回材木町よ市(同実行委員会主催)は25日、今年の幕を閉じた。毎年、4月から11月までの毎週土曜日に開催される材木町よ市。最終日は、毎年恒例となっている大根のプレゼントに長蛇の列ができるなど、よ市ならではの雰囲気を満喫しようと訪れた大勢の市民らでにぎわった。「また来年よろしくね」「風邪をひかないようにね」など、店主と客があいさつを交わす最終日ならではの風景もあちこちで見られた。45年目となる2018年は4月7日に開幕する。

 小雪が舞うあいにくの天気となった今年の最終日。盛岡は最高気温が2・3度と1月上旬並みの寒さとなった。材木町商店街のコミュニティー道路430bには、野菜や餅、花、総菜、日本酒、漬物などさまざまな店舗が並んだ。午後3時10分に市が始まると、次々と買い物客が訪れた。寒さもあり、豚汁や煮込み、熱かんなど体を温める食べ物が人気で、午後5時からのさけ汁の振る舞いもにぎわった。

  同市の藤村京子さん(78)は、自家製の漬物や野菜を店頭に並べて販売。たくわんや大根のしょうゆ漬けなどが人気で、味見をしたお客さんが次々と商品を手に取っていた。「今年はほとんど出ない日がないくらい毎週参加できた。よ市はお客さんとお互いに会話ができるのが本当に面白い。うちのたくわんは添加物を全然使わないので、お客さんも割と買ってくれる」と話した。

  市内から来た松尾朋恵さん(29)は「きょうは最終日なので、よ市で締めたいと思ってきた。地元の野菜が量が多いのに安く買えるのが魅力。子どものころに比べ、全国的にも紹介されるようになり、盛り上がっている」と買い物を楽しんだ。松尾さんの姉の河本知恵さん(37)は「無農薬の野菜があったり、お店の人と話をして今はどういうものがいいのか、食べ方も聞いたりできるのがいい」、息子の和之君(7)も「リンゴとカキがおいしかった」と、よ市を満喫していた。

  同実行委の菅原奎一郎委員長は「天候に左右された1年で、スカッと晴れた日が少なかった。その割には、休むことなくできたことが良かった。子ども連れが多くなるなど、おじいちゃんおばあちゃんから孫まで全員で来る。よ市が一つの楽しみの場として盛岡に定着してきたと感じる」と1年を振り返った。45年目の年に向け「一番は天気だが、いい出店者を選んで大人から子どもまで楽しめるよ市にしていきたい」と意気込んだ。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします