盛岡タイムス Web News   2017年  12月  2日 (土)

       

■ 〈もりおかデジカメ散歩〉2768 「一枚の葉」佐藤勝洋

     
   
     

 「一枚の葉」佐藤勝洋、盛岡市黒石野

  【撮影の狙い】山の紅葉も終わりに近づき晩秋を迎えた。樹木の多くは冬を前に落葉し、休眠状態で厳しい冬を乗り越える。木の枝に残った一枚の枯れ葉が、冬の準備完了と言っているようだ。一枚だけ残っている葉を見ていると、O・ヘンリーの名作「最後の一葉」を思い起こす。この小説の最後の一葉は、生きる希望を失っていた1人の少女に、再び生きる希望をよみがえらせた。少女の命を救った一枚の葉は、売れない貧乏老画家が画家人生の最後に、命を懸けて描いたものだった。秋は心に深く、さまざまな思いを広げる季節だ。
(11月4日、盛岡市黒石野)


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