盛岡タイムス Web News   2017年  12月  3日 (日)

       

■ マイクロ岩手が窓飾る 街を照らすロールカーテン 応募12作から最優秀賞 曾原さん(盛岡情報ビジネス専)デザイン

 

 

     
   
  展示された作品  

 盛岡市みたけ3丁目のマイクロ岩手(中川一社長)は、盛岡情報ビジネス専門学校デザイン科の学生がデザインしたロールカーテンを社屋2階の窓に飾っている。本社を同市南大通からみたけ支店に移転するにあたり、フレッシュなデザインのカーテンで地域を明るくしようと同校に協力を依頼した。応募12作品から、学生らしい力強さと細やかな描写が見える同科アニメ・マンガコースの曾原友美さん(20)の作品を選んだ。4日の同社で予定される表彰式で、曾原さんに最優秀賞の賞状と記念品が贈られる。

  1980年に創業し、設計図面やパンフレットを中心とする複写、印刷業を手掛ける同社。盛岡周辺の地域情報サイト「まいぷれ盛岡」など新事業を積極的に展開する中で、学生の力を借りて会社をPRしようと同カーテンを企画した。提出された同コース2年4人の12作品から、社内の投票などを元に曾原さんの作品を選んだ。

  採用された作品は「ファンタジックなイメージで、見る側の想像力をかき立てる絵」を目指し、空や海などの風景や気候をカラフルな色使いと繊細に描写されたグラフィックデザイン。天空の鏡と言われるボリビアのウユニ塩湖をイメージした空と水面のシンメトリーや、ビルや道路などの街並みを細やかに描いて夜空と対比させた夜景の絵など、9作品を制作した。女の子のシルエットを入れることで物語性を込めたという。

  8月下旬から、曾原さんを含めた学生4人で細かい描写や色の濃淡、立体感をラフ画に加えてデザインを完成。それらを1枚(幅1・6×高さ1・5b)のカーテン9枚に印刷し、11月上旬に同社に展示した。

  曾原さんは「交通量が多い場所だったので、はっきりとした絵柄と色で目立つよう工夫した。複数人で絵を作るのは初めてだったのでイメージを統一させるのに苦労したが、色合いを褒められ苦労が報われた」と喜びを語った。

  同社技術課の瀧澤貴義課長は「鮮やかな色使いに学生の力強さが感じられると社内で評価し、曾原さんの作品を選んだ。信号待ちのドライバーなど興味を持って見ている人が多い」と喜んでおり、この企画を機にロールカーテンの印刷技術を確立させて商品化につなげるという。

  表彰式では優秀賞3作品も表彰される。マイクロ岩手(同市みたけ3の11の1)の問い合わせは、電話6438481まで。

     
  最優秀作品をデザインした曾原さん  
  最優秀作品をデザインした曾原さん
 

 


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