盛岡タイムス Web News   2017年  12月  8日 (金)

       

■  受け入れ環境の充実へ 東京五輪事前キャンプ 盛岡市と市内ホテル8社 ホストタウン事業で覚書


     
   東京オリンピックの事前キャンプ受け入れで覚書締結したホテル事業者と盛岡市   
   東京オリンピックの事前キャンプ受け入れで覚書締結したホテル事業者と盛岡市 
 

 盛岡市と市内のホテル事業者は7日、東京オリンピックのホストタウン事業の事前キャンプ受け入れに関する覚書を締結した。同市は、カナダを相手国としたホストタウン事業の認定を受け、既に水球、7人制ラグビーの事前キャンプ地の受け入れが決定。事前キャンプの成功には、宿泊やレセプション機能を併せ持つホテル施設との連携が不可欠となることから覚書を締結し、円滑な受け入れ体制を構築していく。

  覚書締結式は、盛岡市役所で行われ、盛岡ターミナルビル(田口信之代表取締役社長)、岩手ホテルアンドリゾート(黒澤洋史代表取締役社長)、ホテル東日本(高橋正弘総支配人)、大観(佐藤康代表取締役社長)、アスター(菊地善雄代表取締役)、愛真館(同)の市内8カ所のホテルを運営する関係者が出席。谷藤裕明市長と覚書を取り交わした。

  覚書は▽事前キャンプの円滑な受け入れに資すると考えられる情報の共有に努める▽ホテル事業者は宿泊・レセプション機能の提供について優先的に協力する▽円滑な受け入れに必要と認められるホストタウンの相手国からの要望に対し、市と連携・協力しながら実現に努める―との内容。

  具体的には、市はチームから聞いた事前キャンプの時期や参加人数などの情報をホテル事業者に伝える。ホテル事業者は、キャンプ期間に合わせた予約の調整、ミーティングルームやマッサージルームなどチームが必要とする機能の確保、食事や言語の対応などに努める。

  ホテル事業者を代表して、田口代表取締役社長は「この取り組みは市全体の地域振興、交流人口の拡大、スポーツ振興などにおいて大変意義のある施策。ホテル事業者も一体となり、行政と連携して単なるキャンプの開催だけでなく、インバウンドの拡大につなげたい。世界トップレベルのアスリートのプレーを間近に見れ、市民にとっても心踊る感動が体験できると思う。期間中の選手の快適な滞在を、食、言葉の問題をしっかりと解決しながら万全の体制でサポートしたい」と意気込んだ。

  谷藤市長は「事前キャンプの受け入れは、ホストタウン相手国と市民が交流を深める貴重な機会。この認識をホテル事業者と共有し、成功に向けて取り組みを円滑に進めるため相互に協力したい。選手や関係者が本市で快適に過ごし、最高のパフォーマンスを発揮できるよう市全体で可能な限りサポートしたい」と話した。


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