盛岡タイムス Web News   2017年  12月  22日 (金)

       

■  国際化の「いわて雪まつり」に 雫石町などで2月14日から 盛岡広域6会場で


     
  新たないわて雪まつりのポスターを持つ町職員  
  新たないわて雪まつりのポスターを持つ町職員
 

 雫石町は21日の定例記者懇談会で、第51回いわて雪まつり(雪まつり実行委主催)の概要を説明した。51回目となる今回は、会場をこれまでの小岩井農場から盛岡市、滝沢市、雫石町の6会場に広域化。開催期間を中華圏の春節にも重なる2月14日から18日までの5日間とした。原点・基本テーマの雪遊びと童話の世界と、体感する半世紀にわたる雪まつりを継承しつつ、近年の雪不足で運営が不安定な状況を改善し新型の雪まつりとして一歩踏み出す。

  今回の基本テーマは「あそぶ、めぐる、感じる、雪のわくわく」。岩手高原スノーパーク(雫石町)をメーン会場に、網張温泉スキー場(同)、雫石スキー場(同)、小岩井農場(同)、盛岡手づくり村(盛岡市)、たきざわ自然情報センター(滝沢市)の全6会場に広域化。6会場を巡り、雪と遊ぶ原点を、改めてアピールする。来場者数の目標は10万人。前回から期間が短縮され、土日が1回しかないことから据え置いた。

  メーン会場のスノーパークでは、雪像テーマ「GO!GO!雪遊びツアーズ」に基づいた雪像全9基を制作予定。うち自衛隊協力の大型雪像は3基で、ゲート雪像、秘境探検迷路、ステージを制作する。民間団体制作のテーマ雪像は6基を予定。新たに10基の雪像コンテストも行われ、1日から一般公募を開始している。また、毎晩約1千発の花火イベントを開催。外国人観光客用の「観光情報発信館」もスキーセンター内に設置する。

  雫石スキー場は「スノーアクティビティ」として、子どもから大人まで楽しめる雪遊びパラダイスを設ける。会場内のshizukuishiスノーランドでは、専用コースのチュービングや全長50bのそりコースを設置。17日、18日限定でNinjaアスレチックも予定する。

  小岩井農場は毎年人気のかまくらジンギスカンの他、臨時駐車場を設ける。雫石町によると、各会場間をつなぐ無料シャトルバスの運行を予定。21日現在、県交通と交渉し、臨時路線バスの増発についても調整している。

  網張温泉スキー場は期間中に雪見風呂、盛岡手づくり村は地酒まつりなどを開催。たきざわ自然情報センターでは、期間中の各日定員20人でスノーシュートレッキング体験を行う予定だ。

  深谷政光町長は開催期間変更について「近年は12月の雪不足で雪を確保できない不安定な状態が続いていた。運営する側にも負担が大きく、議論を重ねて標高の高いスキー場をメーンとして開催する」と説明した。

  新たな雪まつりについて「雪まつりをきっかけに、スキーヤーが減少傾向にあるスキー場への相乗効果を期待したい。会場だけではなく、周辺市町への観光などさまざまな場所を楽しんでほしい」と述べた。

  開催時間は、メーン会場が午前10時から午後8時まで。各会場で時間が異なるため、会場に確認が必要。実行委事務局の雫石町は公式ホームページ(http://www.iwateyukimatsuri.com/)で順次情報を公開する。問い合わせは同町観光商工課内事務局(電話692―6407)。


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