盛岡タイムス Web News   2018年  1月  19日 (金)

       

■  社会人、子育て中の親も 教育や哲学を話題に 蕎麦カフェで第3土曜日 加藤さん迎え肴町読書会


     
   加藤千晴さん(中央)を囲み、蕎麦カフェ畠山で11月に開かれた読書会(左が橋場さん)  
   加藤千晴さん(中央)を囲み、蕎麦カフェ畠山で11月に開かれた読書会(左が橋場さん)
 

 「哲学とは何か 若い人生を考えるために」(加藤千代司著、2011年)の編者・加藤千晴さん(69)=盛岡市小杉山=を囲む「肴町読書会」が1月から、盛岡市肴町7―7の「蕎麦カフェ畠山」で毎月第3土曜日(1月は20日)に開催される。元教諭で美術家の橋場あやさん(85)=同市好摩=が中心になり、昨年秋から不定期に実施していたものを定例にした。教育や子育て、哲学などを話題にする予定で、橋場さんは「社会人や子育て中の親、学生さんたちにもぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。

  読書会は、これまでに3回実施。橋場さんは、加藤さんの父で県立盛岡短大(現県立大盛岡短大部)、盛岡大教授などを務めた故・加藤千代司さんの著書「親と子の心理学」(1977年)の挿し絵を担当。自身の子育てについても、故・千代司さんよりたくさんの助言を得たことから、多くの人に加藤さん親子の著述や考えを知ってもらおうと企画した。

  蕎麦カフェ畠山で11月に開かれた読書会は、加藤さんを囲み、橋場さんら7人が参加。加藤さんは、故・千代司さんの教育に関する講演録から、子どもの成長と心理について解説。

  故・千代司さんによると、一人の素晴らしい人間になるためには、心理学的言葉で「たくわえのシステム」(子どもが自立できるような精神組織の形成)が必要であり、このためには幼児期であればしつけと反復練習、小学生であれば本を読むことなどが大切。中高生であれば父母や教師の姿に自分を見ること(意味のある人との出会い)なども大切になってくるという。

  加藤さんは盛岡市出身。東京芝浦電気で半導体プロセス開発に関わった。今後の読書会では、故・千代司さんが若い人に向けた哲学エッセーを加藤さんが編集した「哲学とは何か」の内容や加藤さんの著作も取り上げていく予定。

  第4回肴町読書会は、蕎麦カフェ畠山で20日午後2時から4時。参加日は500円(コーヒー付き)。誰でも参加できる。

  問い合わせは、蕎麦カフェ畠山(電話080―2825―1775)。


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