盛岡タイムス Web News   2018年  1月  24日 (水)

       

■  熊谷泉氏が再選 紫波町長選は8年ぶり無投票 皆さんとスクラム組み


     
  万歳三唱で再選を喜ぶ熊谷氏(左から2人目)  
 
万歳三唱で再選を喜ぶ熊谷氏(左から2人目)
 

 任期満了に伴う紫波町長選は23日、告示され、出馬したのが現職の熊谷泉氏(70)のみで無投票再選を果たした。町長選での無投票は2010年1月以来8年ぶり。熊谷氏は1期4年での子育てや医療体制の充実、国体競技実施などの実績を押し出し、対抗馬の出現が見通せない中で、昨年春から後援会活動に注力した。一方、投票による町民からの信任を得る機会は失われ、今後の町政運営は難しいかじ取りが迫られる。29日に当選証書授与式が行われ、2期目の任期は2月8日から22年2月7日まで。

  熊谷氏は産業振興や防災、児童福祉などを公約の柱とし、昨年9月に出馬を表明。それ以前から後援会として、水面下で基盤固めを着実に進めた。

  有力視された対抗馬の出現への警戒は長く続いたが、擁立には至らず。待望論は昨年末まで根強く残ったが、本人が周囲へ出馬の意思がないことを伝え、幕引きとなった。

  熊谷氏は23日午前8時半、同町日詰郡山駅の東北銀行紫波支店前(日詰商店街内)で第一声を上げた。その後、町西部から東部へ1日かけて遊説。午後5時に終え、同町日詰の選挙事務所に到着。そこで無投票当選の報が伝わると、事務所内が歓声に沸いた。

  午後6時から、同町桜町のナックスホールで行われた選挙報告会には、支持者ら約150人が出席。高橋比奈子衆院議員(自民)、高橋昌造矢巾町長、田村勝則県議(紫波選挙区)、選対本部長を務めた武田平八町議会議長が祝辞を述べた。

  熊谷氏は「再選できたのは、1期の中で形になっていないものに取り組め、という激励と考えている。後援会活動の広がりの結果でもあり、感謝する。2期目、誠心誠意、皆さんとスクラムを組み、まちづくりに取り組んでいく」と感謝し、今後への抱負を述べた。

  総括責任者の藤尾東泉後援会長は「無投票になった理由はいろいろあると思うが、4年間、課題を真摯(しんし)に受け止めてやってきたことが、形となったと思っている。2期目、一層、町の発展に寄与することをお願いしたい」と激励した。


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