盛岡タイムス Web News   2018年   2月  20日 (火)

       

■  五輪カーリング女子 日本カナダ戦で双方応援 盛岡市でPV 苫米地さんの解説で観戦


     
  苫米地美智子さん(左)の解説を聞きながら、カーリングを観戦する市民  
  苫米地美智子さん(左)の解説を聞きながら、カーリングを観戦する市民
 

 盛岡市は平昌五輪のカーリング女子予選の日本対カナダ戦を市民らが観戦するパブリックビューイングを19日、同市本宮の盛岡タカヤアリーナ1階ロビーで開催した。同市はカナダ・ビクトリア市と姉妹都市締結の縁で東京五輪ではカナダのホストタウンに認定されている。観戦では、東京五輪へ機運醸成を図るとともに、ソチ五輪カーリング女子日本代表の苫米地美智子さんが実況解説して市民へカーリングの魅力を伝えた。

  会場には、平日にもかかわらず午前9時すぎの試合開始を前に、市民が次々と訪れた。同10時すぎには約40人が会場を埋めた。試合が放送されるスクリーンの横に、苫米地さんが陣取り、試合展開に合わせて実況解説。「点数に絡む石を置きつつ、守る石を置く」「1投で何とかするのではなく、我慢のスポーツ」とカーリングの特徴を説明したり、ストーンのハンドル部分にはセンサーがついていることなど、豆知識も紹介した。

  市内から夫婦で観戦に訪れた外村道夫さん(66)は「苫米地さんの解説が聞きたくて来た。カーリング女子日本代表は、みんな明るくていい。きょうはやっぱり日本を応援したい。いい試合をしてくれれば」と日本の健闘を祈った。

  カーリング歴約10年で、苫米地さんからも指導を受けている同市の原優子さん(48)は、テレビでも連日、五輪のカーリングを観戦しているという。「こうやって(苫米地さんの)解説を聞きながら見るのはまた違って楽しい。カーリングは、4人のコミュニケーションを図りながら、作戦を考えていくのが魅力。皆さんにもカーリングをやってほしい」と大勢での観戦を楽しんだ。

  ホストタウン事業には、事前合宿の誘致だけでなく、相互交流なども含まれる。会場では、来場者にカナダの菓子が振る舞われたほか、カナダを紹介するパネルなども展示された。
  ビクトリア市との交流を長く続けている日本カナダ協会会員の田口絢子さん(79)は、カナダ国旗を持ち込んで夫婦で応援。「日本はもちろんだが、カナダも応援している。カナダの選手がテレビに出ると自分の身内が出ているようで、自然と力が入る」と両国の選手にエールを送った。

  苫米地さんは「カーリングは体が小さいから不利ということもなく、幅広い年齢で戦えるスポーツで、一投ごとの攻防がすごく魅力的。各地域でオリンピックごとに競技者も増えている。まだまだ盛岡で通年でカーリングができることを知らない人も多いので、これを機にやってみたいという人を増やしたい。そのために、きょうは少しでもその魅力を伝えられれば」と話した。


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