盛岡タイムス Web News   2018年   3月  1日 (木)

       

■  滝沢市 ヒト・モノ・カネの連携を 柳村市長が施政方針 市議会招集


     
   幸福感を育む環境づくりの取り組み加速を誓う柳村市長  
   幸福感を育む環境づくりの取り組み加速を誓う柳村市長
 

 滝沢市議会定例会3月会議は2月28日に招集され、柳村典秀市長が2018年度施政方針演述、熊谷雅英教育長が教育施政方針をそれぞれ行った。18年度は第1次市総合計画の中間年で、後期基本計画の策定を通じて幸福感を育む環境づくりの一層の加速を図る。柳村市長は「常に『ヒト・モノ・カネ』の連携を通じて、市民の幸福感に寄与する取り組みへの優先的な経営資源の投入を強化しながら、対話と協調による市民の意向反映を重視する。市民が主体となり、幸福感を育む活動に取り組めるように環境整備に努める」と施策実現への意思を示した。

 主な施策は▽人のつながりによって市民が行動しているまち▽健やかで笑顔にあふれ、互いに支えあうまち▽次代を担う若者が育ち、新たな価値の創造に挑戦するまち▽ひとにやさしく安心・快適で活力あふれるまち▽一人一人が学ぶよろこびを実感できるまち▽総合計画の認知度を高め行財政基盤の確立を目指す―の6施策。

  「人のつながりによって市民が行動しているまち」では、各地域づくり懇談会の地域別計画の振り返りと中間見直しを行う他、ビッグルーフ滝沢の活用による交流とにぎわいの場づくりを加速。リサイクル活動など3R活動を推進し、ごみ減量化と減量の行動計画策定を進める。

  「健やかで笑顔にあふれ、互いに支えあうまち」では「健康づくり宣言」推進に取り組む。健康づくりは幸せづくりをスローガンに市民、企業、行政などが一体となって推進。19年4月の滝沢中央小開校に合わせ学童保育クラブを建設し、放課後児童の健全育成を図る。

  「次代を担う若者が育ち、新たな価値の創造に挑戦するまち」では、大学や研究機関との連携、異業種連携を促進。イノベーションセンターとパークへの企業誘致を進めつつ、新たな産業用地について調査検討する。

  「ひとにやさしく安心・快適で活力あふれるまち」では、市役所周辺を中心に都市機能を集約したまちづくりを進める。穴口・室小路地区人道橋の整備や19年3月供用開始予定の滝沢中央スマートインターチェンジ整備を推進。河川改修など雨水対策も引き続き取り組む。

  「一人一人が学ぶよろこびを実感できるまち」では、全世代を結ぶ学びの支援に努める。いじめを許さない環境づくり、郷土史「滝沢の歩み」を活用した歴史講座開設を行うなど市民の郷土理解を図る。

  「総合計画の認知度を高め行財政基盤の確立を目指す」では、経営の三要素と呼ばれるヒト・モノ・カネの効果的な連携と配分に取り組む。マイナンバー制度を含む国のIT戦略を視野に入れ、市民サービス向上と行政運営効率化を図る。

  財政状況の見通しは、これまで以上に厳しい状況が見込まれる。歳入で個人市民税など一部に増加が見られるが、地方交付金の減額など大幅な増額が見込めず、歳出では社会保障費など扶助費が増加。財政調整基金取り崩しによる予算編成は限界を迎えつつある。市は15年度から財政構造改革を進めており、今後も持続性のある財政構造への転換を図る考え。

    ◇  ◇

  滝沢市議会定例会3月会議は2月28日に招集され、2018年度一般会計予算を含む31議案が提出された。同日、17年度一般会計補正予算などを審議し可決。この他、任期満了に伴い佐野峯茂副市長を再任する同意案件などを提出。当初予算案の審議を予算決算常任委員会に付託し、散会した。

  17年度一般会計補正予算は、1179万5千円を減額し総額186億185万4千円とした。主な歳出は保育所運営委託事業1億3820万7千円の増、市道除排雪事業5千万円の増など。

  会期は22日まで。1日から6日まで休会し、7日に会派代表質問、22日に予算決算常任委員長報告と議案の審議採決が行われる。


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