盛岡タイムス Web News   2018年   3月  25日 (日)

       

■ 郷土史「滝沢市の歩み」 4月から書店販売 親しみと分かりやすさ

     
  発刊された郷土史「滝沢市の歩み」を持つ長嶺課長  
  発刊された郷土史「滝沢市の歩み」を持つ長嶺課長
 


 滝沢市の歩み作成委員会編集の郷土史「滝沢市の歩み」が16日、市で作る郷土史として初めて発刊された。市制施行を記念し、2014年度から作成に着手。26日に予約者に先行販売される他、4月から盛岡市の大型書店などで販売を開始。滝沢市立湖山図書館や県内各市町の教育委員会、図書館にも順次配本する。2千年以上の昔から現代まで続く滝沢の営みが一冊に収められた。

  滝沢市の歩みはB5判、508n、オールカラーで発行部数は2千部。市教委文化振興課によると、村時代の1974(昭和49)年に個人がまとめた郷土史、90年に村制施行百周年を記念して作った記念誌以外では初めての郷土史となる。

  文中の漢字にふり仮名を多く振るなど、どの年代にも親しみやすく分かりやすい郷土史を目指して作成。市内に点在する縄文遺跡から分かった原始の営み、安倍氏などが勢力を持った平安、滴石戸沢氏や南部氏に挟まれ難しい選択を迫られた安土桃山、「人口日本一の村」だった旧滝沢村から市に移行した現代までを貴重な写真などを交えて紹介。

  約700点の写真や図版は、市内外の50の個人団体が提供。市は24日に盛岡市内で出版記念祝賀会を開き、監修の盛岡大文学部の熊谷常正教授、協力した各分野7人の執筆者に感謝状を贈呈した。

  文化振興課の長嶺正治課長は「市出身の文化人、スポーツ選手のエピソードなども収録している。市としては、多くの市民に読んでもらい古里への理解につなげたい」と話していた。

  1冊税込み3千円。問い合わせは滝沢市教委文化振興課(電話656−6586)へ。


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