盛岡タイムス Web News   2018年   4月  20日 (金)

       

■  渋滞緩和の効果に期待 きょう午後 4車線化の供用開始 盛岡駅長田町線


     
   4車線化で渋滞の緩和が期待される盛岡駅長田町線(16日撮影、旭橋側から)  
   4車線化で渋滞の緩和が期待される盛岡駅長田町線(16日撮影、旭橋側から)
 

 都市計画道路盛岡駅長田町線の主要地方道盛岡横手線との交差点から旭橋までの区間は20日午後、4車線化しての供用が開始される。4車線化が行われた区間は、長田町工区と呼ばれる延長143b。同区間は、これまで片側1車線で現況交通量に対して交通容量が不足しており、円滑な交通が阻害されていた。4車線化と交差点への右折レーンの設置で、渋滞の緩和などが期待される。

 同路線の事業期間は2007年度から17年度までだが、18年度に事業の一部を繰り越して実施した。街路整備、電線地中化などを含めた総事業費は12億7800万円。計画幅員は、両側各4bの歩道と車道4車線で25b。工事では4車線化の他、優良な都市景観に資するため電線共同溝を整備しての電線地中化、無散水消雪工事も実施された。

  盛岡駅長田町線は、盛岡駅前ロータリー付近から旭橋を通って中央通、本町通を経由して梨木町上盛岡駅線との接続地点までを起終点とした南西〜北東方向に走る路線。中央通方向からは、アイーナやマリオスなどの他、雫石川に架かる杜の大橋を経由して盛南方面に向かう主要ルートの一つ。駅方向からも市役所、県庁など官庁街に向かう主要ルートとなっている。平日の朝夕、土日の混雑時には、マリオスロード周辺から中央通まで渋滞が発生する他、中央通側も梨木町上盛岡駅線付近から渋滞が発生していた。

  盛岡市建設部交通政策課の調査によると、旭橋の午前7時から午後7時までの12時間の通過車両は2006年が1万1859台、10年が1万2543台、12年が1万2149台。駅西口や盛南の開発などが進んだことで、近年は盛岡駅の東西を行き来するために欠かせない盛岡駅長田町線の混雑が顕著になっていた。

  今回の工事で、同路線が片側1車線から片側2車線になることで交通容量が増し、各交差点への右折レーンの設置で車両通過もスムーズになることが想定される。各交差点は、旭橋方向からは材木町商店街との交差点付近が右折、直進、左折および直線の3レーン、盛岡横手線との交差点は右折、直進、左折の3レーンとなる。中央通方向からは材木町商店街との交差点が右折、直進、直進および左折の3レーンとなる。

  盛岡広域振興局土木部道路整備課の遠藤拓央課長は「官公庁にこの路線を通って向かう車両も多く、どうしても朝夕は結構渋滞していた。今までの2車線から4車線になることで、渋滞の解消につながることに加え、電線の地中化で皆さんに親しまれる都市景観となることが期待される」と話した。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします