盛岡タイムス Web News   2018年   4月  29日 (日)

       

■ 好天の県内 大型連休入り 城山公園桜まつり 紫波町 宮沢賢治の碑前祭も 史跡で徳丹城春まつり 矢巾町 AR体験コーナーも


     
  城山公園で行われた宮沢賢治碑前祭  
  城山公園で行われた宮沢賢治碑前祭
 

 春の大型連休の初日を迎えた28日、盛岡地域でも各地でさまざまなイベントが行われ、大勢の行楽客でにぎわった。同日は好天に恵まれ、満開の桜並木で人を呼び込んだ場所がある一方で、すでに見頃が過ぎている地域でも、鮮やかな桜吹雪や地域色ある催しが来場者らを楽しませた。

  紫波町の城山公園では29日まで、城山公園桜まつり(城山さくら祭り実行委員会)が開かれている。住民有志による手作りのイベントとして開かれ、初日の28日は町民団体による講談や、公園内にある宮沢賢治の詩碑前で碑前祭が行われた。

  宮沢賢治碑前祭は、2013年から行われている。今回は町民ら約30人が参集。桜の木の下に建立した、賢治の詩「丘」が刻まれた碑を前に歌い、詩を読みながら、先人の功績に思いをはせた。

  見頃は過ぎてしまったものの、桜の下では花見を楽しむ来場者もいた。友人らと来場していた、鎌田万智さん(町立日詰小6年)は「毎年、友達や家族と来ている。桜は思ったよりも散っていなかったので良かった。桜の下でみんなと食べるご飯はおいしい」と持参した弁当や出店の品に舌鼓を打っていた。

  同町の桜の名所として知られるが、見頃は過ぎ、葉が目立ち始めている。岡村幸男実行委員長(72)は「昨年は見頃を迎える前の開催となり、開催日の設定がなかなか難しい。だが、桜吹雪も風情があってよく、家族連れで来場し、楽しんでもらえれば」と話した。

  29日は佐比内地区の児童らによる「こども金山太鼓」や桐の会による琴演奏、二日町こども鹿踊り、紫波総合高郷土芸能部の演舞などが行われる。

  矢巾町西徳田の国指定史跡徳丹城跡などで28日、第14回徳丹城春まつり(同実行委主催)が開かれた。町指定文化財の佐々木家曲家や町民族資料館なども会場とし、町内の各種団体のステージイベントや郷土芸能、餅まきなどで盛り上がりをみせた。

  町商工会青年部では、小学生を対象とした、けん玉大会を実施。制限時間内にけん先や皿に収めるのを競った。1位になった生田侑里さん(同町立煙山小4年)は海産物セットを獲得。「けん玉はあまり得意じゃなく、緊張したけど乗せることができてよかった。(商品は)家に持ち帰って、みんなで食べたい」と話していた。

  また、町レクリエーション協会のじゃんけん大会では、会員5人に勝ち抜いた参加者へお菓子などを贈った。田中優生君(同町立徳田小4年)は、弟の輝生ちゃん(5)と一緒に勝ち進み、景品を勝ち取った。

  優生君は「じゃんけんは弱い方だと思っているので、きょうは運が良かった。お菓子は家族みんなで食べたい」とイベントを楽しんでいた。

  同日はこの他、ボランティアガイドによる徳丹城ツアーや、徳丹城が造られた当時の外郭西門の方向にスマートフォンを向けると、画面上で西門を見られるAR体験コーナーなどが設けられた。

     
  けん玉大会に臨む子どもたち=矢巾町  
  けん玉大会に臨む子どもたち=矢巾町
 



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