盛岡タイムス Web News   2018年   8月  9日 (木)

       

■  盛岡市長選 新人の内舘茂氏(会社役員)表明 再挑戦で市政に新風を 来年9月1日任期満了


     
  会見で来年の盛岡市長選への出馬を表明する内舘茂氏  
  会見で来年の盛岡市長選への出馬を表明する内舘茂氏
 

 盛岡市大通の会社役員、内舘茂氏(51)は、来年9月1日の任期満了に伴い行われる盛岡市長選挙に出馬を表明した。同市内で8日、記者会見した内舘氏は「市政に市民のみんなが参加し、そのプロセスをオープンにしていくことが今大切だと思っている。私はそういう意味で、盛岡市民の皆さんの思い、期待を形にしていきたい。私がもう一度挑戦して盛岡に新しい風をみんなで吹かせていきたい」と意気込みを語った。無所属で出馬し、現時点で政党などへの推薦要請は予定していない。盛岡市長選への出馬表明は内舘氏が初めて。

  内舘氏は、現市政への評価について「閉塞感、行き詰まり感があるのではないか。果たして盛岡市役所、行政のリーダーに市民の声が届いているのかと感じる。長くやっていると従来の延長線上から新しく変えることは難しいと感じる。自分の声がどんな形かで届いているという気持ちがこれからの時代大切」とした。

  記者会見では、主な政策として▽中心部ににぎわいが復活するまちづくりや地域通貨システムで地元経済を活性化する「中心市街地の復活」▽医療・介護・ボランティア・交通の利便性の確保など「多様な価値観を認め合えるまち」▽若者が思う存分力を発揮できる起業のまちや3人目の出産に際し空き家を活用した現物子供手当などの「次世代への応援」▽公共施設の共有化などによる「矢巾・滝沢・盛岡の連携強化」▽アートギャラリーのように川沿いを楽しめる中津川リバーサイド構想などの「絵になるまち盛岡」―を掲げた。

  2015年の市長選では、無所属ながら当時の民主党県連、生活の党が推薦し、高校時代の同級生である民主党の階猛衆院議員や同党の県議と共に街頭演説を重ねる選挙戦を展開した。内舘氏は「一つの党や考え方にこだわるのではなく、市民党という形でやっていかなければと、この3年間で強く思った」と話し、今回は政党色を前面に出さない考え。後援会(及川三治会長)、前回選挙で内舘氏を支援した組織が名称変更した確認団体の前進@モリオカ(水野雅彦会長)が中心の選挙戦になるとみられる。

  内舘氏は、同市出身で、盛岡一高、学習院大卒。02年盛岡青年会議所理事長、03年日本青年会議所岩手ブロック協議会長などを歴任。現在、杜陵小PTA会長、下橋中同窓会副会長などを務める。資材卸会社の丸乃タイル、住宅設計会社の理創生活の代表取締役社長。

  次期盛岡市長選をめぐっては、現職の谷藤裕明氏は現時点で5選出馬の判断を明らかにしていないものの、複数の出馬を探る動きが出ており、選挙戦となる可能性が高まっている。


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