盛岡タイムス Web News   2018年   8月  22日 (水)

       

■  日韓交流ジュニアアーチェリー大会 親善狙って射止めよう 雫石町で東北初開催 強豪国と県内外の高校生


     
  韓国の高校生と共に矢を射る本県など全国の高校生  
  韓国の高校生と共に矢を射る本県など全国の高校生
 

 東北初開催となる「第8回全国高校ブロック対抗アーチェリー大会兼2018日韓交流ジュニアアーチェリー大会」(全国高校体育連盟アーチェリー専門部主催)が21日、雫石町高前田の町総合運動公園陸上競技場で開幕した。世界トップの実力を持つ韓国の高校生22人を招待。23日までの3日間、全国9ブロック予選を勝ち抜いた高校1、2年生112人と一緒に個人戦、団体戦で戦う。大会初日の21日は個人戦の予選と決勝が行われ、11月の韓国への遠征メンバー男女各3人を選抜する。

  大会は同専門部の日韓交流強化事業の一環。東北地区代表の盛岡白百合学園高校の他、全国で予選を通過した100人が出場。開催地枠で県立住田高、花巻北高、盛岡工高からも12人が出場した。強豪国の韓国の選手と戦うことで世界のレベルを感じて技術を学び、相互に交流することを目的とする。

  韓国の選手は日本と異なり、大半が小学校入学前から競技を始める。世界大会でメダルを獲得する選手も多く、個人戦ではその実力の一端が見られた。

  個人戦は的まで70bの距離から、6本ずつ12回射って得点を競う。韓国の選手は身体の軸がぶれないきれいなフォームで、10点の真ん中を中心に矢を集束。50点以上の高得点を獲る選手が多く見られた。

  本県の選手も健闘。前半は緊張で思うように得点を伸ばせない選手もいたが、会場が地元の岩手ということもあり、伸び伸びと射っていた。

  女子個人の岩崎史佳選手(盛岡白百合2年、16歳)は「(予選は)韓国の選手と同じ的。仲良くなれたらと思う」と話す。南琴華選手(同、17歳)も「学ぶ部分が多い」と話していた。男子個人の谷村望選手(盛岡工高2年、17歳)は「きょうは風も強くない。(地元の)岩手で打つので、打ちやすい」と話していた。

  開会式で韓国中高アーチェリー連盟のビヨン・ヒョン・ウ副会長は「皆さんと会えたことをうれしく思う。この競技で各技術の向上と交流が図られることを願う」とあいさつ。

  全国高体連アーチェリー専門部の下屋浩実部長は「アーチェリーについて、日本は韓国から学ばなければならない点がある。その技術を学び、選手個々に友情関係が築ければうれしく思う」と述べた。

  県高体連アーチェリー専門部の鈴木広樹部長は「心から歓迎する。交流は、グローバル化が進む中で価値あること。雫石の地で素晴らしい思い出を刻んでほしい」と述べた。開催地の深谷政光雫石町長も歓迎の言葉を贈った。

  22日は団体戦決勝と団体戦メダルマッチ、23日にフリー練習などが行われる。


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