盛岡タイムス Web News   2018年   9月  7日 (金)

       

■  本県消防隊が現地支援入り 北海道で震度7 空路や新幹線にも影響


     
   精神保健活動の支援で北海道地震の被災地に派遣される災害派遣精神医療チーム(6日午後6時15分ころ、盛岡市内丸の岩手医科大敷地内)  
   精神保健活動の支援で北海道地震の被災地に派遣される災害派遣精神医療チーム(6日午後6時15分ころ、盛岡市内丸の岩手医科大敷地内)
 

 6日未明に北海道胆振地方中東部で最大震度7の地震が発生したのを受け、県は同日午前4時、消防庁の緊急消防隊出動要請を受け、応援本部を設置した。県総務部総合防災室によると、県防災航空隊の隊員7人が早朝、防災ヘリで急行。被害の大きい安平町と厚真町で救助捜索活動を既に開始した。今回は現地の要請を待たず、必要と考えられる対応を積極的に行う「プッシュ型」支援の体制を敷いた。

  消防庁の要請を受け、盛岡など県内5消防本部から消防隊17隊62人と車両17台が宮古―室蘭フェリーを使って午前8時すぎ現地へ出発している。

  県はDMAT(災害派遣医療チーム)の派遣要請も受け、先発隊が現地へ出発した。災害派遣精神医療チームも先遣隊が派遣される。広域支援では要請に応じて、災害対策本部の運営支援や避難所運営・罹(り)災証明書発行等のため10〜30人の派遣も検討中。

  大規模災害時等の北海道・東北8道県相互応援に関する協定に基づき、青森県が応援調整を担当。このため県は総合防災室職員3人を情報連絡員(リエゾン)として青森県庁に派遣。連絡員は6日午後情報収集を経て、そのままフェリーで北海道に向かった。

  また、県によると、北海道の千歳空港が発着便の全便欠航を決定。いわて花巻空港―千歳空港間の札幌線3往復6便も欠航した。

  JR東日本新幹線運行本部によると、地震により北海道新幹線は新青森―新函館北斗間で運転が見合わされた。6日午後4時現在、上下計28本が運休した。東京―新青森間は平常通り運転している。JR北海道の情報では青函トンネルを含む北海道新幹線の設備に異常はないが、停電が続いているという。

  達増知事は6日の会見で「宮古―室蘭フェリー航路開設を契機に胆振振興局と本県沿岸振興局は昨年6月に連携推進協定を結んでおり、両地域の絆を深めている。被害情報の収集に当たりながらプッシュ型で主体的に最大限の支援を迅速にしていきたい」との認識を示した。



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