盛岡タイムス Web News   2018年   9月  8日 (土)

       

■ 県内ルート案検討 聖火リレー県準備委 初会合 沿岸部軸、一部除外

     
  設立された聖火リレー県準備委員会の初会合  
 
設立された聖火リレー県準備委員会の初会合
 


 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の聖火リレーで、2020年6月17日から19日まで3日間の県内リレールート案を検討する県準備委員会が設置された。盛岡市内で7日、初会合が開かれた。12月末を期限に案をまとめ、オリパラ組織委員会へ報告。組織委との協議により、IOCが承認する。このため県内の協議やルート案は、中央で年明けに正式発表されるまで非公表となる。

  事務局の県文化スポーツ部によると、ルート案は組織委から示されたガイドライン(GL)により、北海道から入って宮城県に渡すため、安全で効率的な「一筆書き」のルートが求められている。県では復興五輪にふさわしく、東日本大震災津波で被災した沿岸市町村のルートを軸に検討される見込み。

  1日9時間(うち休憩1時間)の日程を踏まえると、県内全33市町村の一部はルート案から除外される。工藤啓一郎スポーツ振興課総括課長は「全市町村を通るのは物理的に無理がある」と説明する。ルートになる市町村にはセレブレーションと呼ばれるセレモニーや警備などで地元負担も求められる。

  北海道からはフェリーを使って航路で本県入りする。到着地点と聖火リレーの出発地点は一致する必要がないという。

  前回東京五輪の聖火リレーについては国道4号を南下した以外、県にも記録が残っていない。復興への感謝に加え、岩手をPRするルート案を作るのは「知恵の出しどころ」(工藤課長)だ。

  菊池哲文化スポーツ部長は冒頭出席者へ「復興五輪にふさわしい本県を巡るルート案を検討し、それが実現できるようにしたい」と呼び掛けた。

  ランナーの人選については、現時点で組織委から明確なGLが示されていない。年明けのルートの公表後、県準備委か実行委員会に移行後に検討される。

  準備委の構成団体は▽県▽県体育協会▽県市長会▽県町村会▽県商工会議所連合会▽復興庁岩手復興局−。


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