2004年 2月 20日 (金)        

■ バスと連携してダイヤの見直しも 青山新駅で盛岡市が説明

 盛岡商工会議所都市交通問題特別委員会(久木田禎一委員長)が17日、盛岡市清水町の同会議所で開かれ、IGR(いわて銀河鉄道)青山新駅(仮称)について意見交換した。久木田委員長は「今年の冬は昨年に比べ雪が少ないだけ交通渋滞は幾分緩和された。しかし、依然、根本的に渋滞が緩和されてはいない。青山町に新駅が出来る予定だが、交通がどのように緩和されるのか当委員会でも注視したい」とあいさつした。

 市企画部交通対策課副主幹の永島勝氏が、青山2丁目の馬頭踏切南側に開設の青山新駅の進ちょく状況について説明した。同駅は05年度開業が目標。永島氏は「滝沢の巣子駅と同年12月ころに開業したい。青山駅に関しては現在、関係機関との協議などで少し遅れ気味だが、間に合うように進めたい」と説明した。

 同駅の1日の乗客数は1600人と想定し、森永乳牛盛岡工場のある西側地区から7割、馬頭踏切から前九年地区にかけて3割の利用者を見込んでいる。

 現在、青山地区ではゾーンバスの実証運行を開始している。「今後は必要に応じてバスのダイヤやルートの見直しをし電車とバスがうまくつながるよう検討したい。一方で、徒歩や自転車での利用の啓発も行う」と、バスとのスムーズな連動を考えていることを示した。

 施設に関しては「駅舎、駐輪所、取付道路などは市が事業主体だが、ほかはIGRが事業主体。市としては必要最少限度にとどめる。駅前周辺に広場などの設置は考えていない。デパートや商業用地の誘導も計画にはなく、あくまで通勤、通学。バスを入れるロータリー設置の要望もあるが出ることが難しい場所で現時点では考えていない。施設設計は現在検討の段階。駅周辺整備は04年度後半になる見込み」と説明した。

 馬頭踏切の拡幅に関しては「子供たちの通学路でもあり拡幅する」と述べた。

 委員からは「通勤のピーク時間(午前7時半〜8時半)は、踏切の遮断時間が5分ほどかかる気がする。遮断時間を短するのか」「運賃はどうなるのか」などの質問が出た。

 永島氏は「ピーク時の上りで駅に入り1、2分ほど。下りは帰宅時間がまちまちで降りる時間も早いと考えている。運賃は検討中」などと答えた。

 委員の中には「通勤まで1、2キロなら歩く意識にならないと」「電車に乗れば盛岡駅まで5分もかからない。館坂橋付近の渋滞を考えれば便利で利用者も多いのでは。あとは採算面」などの意見が出た。 


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