2004年 10月 3日 (日)        

■  豆腐買地蔵尊で法要 寄せ豆腐食べシンポも

大慈寺で豆腐について語り合った豆腐トーク
【写真】大慈寺で豆腐について語り合った豆腐トーク

 第2回とうふ祭りが2日、盛岡市大慈寺町の大慈寺で開かれた。豆腐の消費量日本一の盛岡の食文化を考えるシンポジウムや、近くの連正寺にある豆腐買地蔵尊の法要が行われた。約50人が参加。寄せ豆腐が振る舞われ、おいしく食べながら理解を深めていた。

 とうふ祭りは豆腐に造詣が深い古里昭夫さんが主催。とうふトーク「ナゼ?ホント?とうふ消費量日本一盛岡」は古里さんを司会に、岩大教授の小野伴忠さん、啄木記念館学芸員の山本玲子さん、料理講師の梅津末子さん、盛岡市職員の田口善政さんがトークした。

 小野さんは「世界的に豆腐や豆乳が伸びていてアメリカでブームになっている。アメリカでは豆腐をソイチーズという。ヨーロッパでは分からないが、アメリカは他民族国家なので豆腐が食べられている」と海外のブームを紹介。

 田口さんは「総務省の統計では盛岡が15年間、県庁所在地で豆腐の年間消費量日本一。ただ2001年に1回だけ3位になって富山や山形に抜かれたことがある。02年、03年はまた日本一になった。平均97・15丁を食べている」と述べ、得意のギターで盛岡の豆腐ソングを披露した。

 梅津さんは消費者の動向について「中年以上はほとんど豆腐好きで、購入する場合は近くのスーパーが多かった。買うときは県産大豆で、遺伝子組み換えが無いものを買うなど消費者も賢くなって環境から身を守るようになっている」と話した。

 山本さんは啄木の晩年の家計を研究して「明治40年代にお豆腐を2銭で買っていた。お金が無いのでお豆腐で栄養を付けていたようだ」と紹介した。自分は豆腐が好きではないことも明かし、豆腐好きの参加者に「どうして」と不思議がられていた。


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