2005年 3月 2日 (水)        

■  盛岡信金が中小企業診断士協会県支部と業務提携


 盛岡信用金庫(矢吹悦延理事長)と中小企業診断士協会岩手県支部(宮健支部長)の業務提携契約締結式が1日、盛岡市中ノ橋通の同金庫本店で行われた。同金庫が経営指導等を希望する取引先を同支部に紹介。同支部では依頼内容を基に、支部所属の中小企業診断士を選別し企業に派遣。経営診断に始まり経営計画書の策定、経営指導などの具体的な経営のコンサルタントを行い、依頼先企業の経営改善を図る。

 同支部では昨年12月、一関信用金庫との業務提携契約を皮切りに、二戸信用金庫とも契約を提携してきた。盛岡信用金庫では1月に理事会会議に協議し業務提携内容を精査し提携する判断を下した。式には矢吹理事長、宮支部長ら関係者6人が列席。矢吹理事長、宮支部長が契約書に署名し握手を交わした。

  矢吹理事長は「当金庫では企業支援改善チームと各営業店との連携を強め企業支援に力を入れている。最近は地域を取り巻く経営環境が複雑になり、取引先の抱える課題も様変わりしてきた。そのため当金庫の取引先の経営力アップのために同支部との業務提携を行うことにした」と今回の締結の経過などを語った。

  同金庫では「地域社会の発展とゆたかな暮らしづくりをめざして」を経営方針に掲げ、地域社会の再生・活性化を目指した「地域再生しんきん運動」も展開している。

  矢吹理事長は「地域経済発展のために何ができるか考え、行動している。最近の取引先企業には本業のほかの新規事業を検討している企業や業種転換を考えている企業が目立つ。そのような企業が発展することが地域経済の活性化になる」と言う。

  「経営環境が大きく変化しておりこれまでの経営計画を見直さなければならない企業も少なくない。当金庫には中小企業診断士がいないが今回の提携で診断士が支援することになり、個別の経営課題に対応が可能になると期待している」と話した。

  同支部には30人の中小企業診断士がいる。宮支部長は「それぞれの専門家がおり場合によっては複数での対応も可能。盛岡を取り巻く地域経済は大きく変化している。これからの経営計画づくりには具体的な目標の数字を書くが単なる数字合わせでなく、その根拠を明確にしなければならない。依頼が来れば全力を出し支援したい」と話していた。

  提携先からの依頼に関してはコンサルタント料の割引など優遇措置が講じられる。

  同支部では1日、花巻、北上、水沢、宮古の各信用金庫とも業務提携した。


 


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