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岩手大公開シンポジウム「大学と地域・自治体連携−実績と今後に向けて」が2月28日、盛岡市内のホテルで開かれ、約350人が参加した。ユニバーサルデザイン(UD)総合研究所の赤池学代表が「生命地域主義に基づく新産業の開発−自然に学ぶものづくりを目指して」と題して基調講演。「農林水産業分野を中心とした大学と県・市町村の連携」をテーマに相原正明江刺市長、二戸市の蔵元・南部美人の久慈浩介5代目蔵元ら5人がパネルディスカッションをした。
赤池代表は「UD製品の開発、付加価値の高い農産物の開発など地域内で循環できる産業創出のためには、地域の資源をどうプロデュースするかが鍵を握る。そのため、NPO法人やコミュニティービジネス(CB)が果たす役割が、今後のポイントになる」と予測。
「NPO法人は構想に提言をするだけで実践活動は、ボランティアがほとんどなのが、現状。これでは全然ビジネスにならない」とボランティア型のNPOを批判し、研究開発型NPOを提唱した。
研究開発型NPOの利点として「大学と協力して調査や研究開発をしたり、実践としてものづくりをする。さらに、大学というシンクタンクと協力すれば地域の資源をプロデュースすることもできる。それは立派なビジネスになるし、さらなる発展も期待できる」と説いた。
発展の例として「NPO法人、CBの利点は一つのミッションができれば、多くの専門家が集まるようになること。多くの専門家が集まることで、民間にはできない公益性の強いもの、多くの専門知識が必要なものなどの開発につながるはずだ」と研究開発型NPOの利点を強調した。
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