2005年 10月 7日 (金) 

       

■ シティ青山は営業を継続 脱ダイエーで再出発へ

     
  6年4月にリニューアルオープンすることを決めたダイエーシティ青山  
 
06年4月にリニューアルオープンすることを決めたダイエーシティ青山
 
  ダイエーシティ青山(盛岡市月が丘)を経営するシティ商事(干貝俊輔社長)は6日までに、ダイエーが撤退後も新たな商品供給先を確保して業務を継続する方針を決めた。既に大規模リニューアルに向けた内部チームを組織。新たな仕入れルートの開拓や30年間使用したダイエーの名称の変更作業などに着手した。06年4月には新たなショッピングビルとして新装開店を目指す。

 同店は1976年の開店。ダイエーとフランチャイズ(FC)契約を結び、ダイエーから商品供給や営業ノウハウによる支援、教育などの指導を受け、ダイエーの経営下でスタートした。

  94年には現在のビルに建て替えし、面積を3倍増に建て増しし5階建て1万5190平方メートルからなる総合スーパーとして新たなスタートを切った。売り上げは100億円台を推移したが、同エリアへの他スーパーの参入やイオン盛岡ショッピングセンターのオープン、デフレ経済の影響などで04年度は60億円台まで減少した。

  その間03年にはダイエーとの間で商品供給のみの契約に変更。地場からの商品供給のルートを開拓し、一部食料品などでは80%まで地場商品に切り替えた。

  同社の高橋聖一取締役管理部長は「それまでは100%ダイエー本部からの商品供給だった。契約変更により食料品に関しては地場からの仕入れルートを広げた。ミートは80%が地場。魚や野菜などは60%が地場。ただ衣料関係は90%以上がまだダイエーからの供給」と言う。

  ダイエーとの商品供給契約は06年2月末で終了する。高橋管理部長は「ダイエー盛岡店の動きも注目していたが結果は閉店。当店もダイエー本部から正式に契約終了を告知された。当社内では店舗経営の継続の是非も含めて検討したが、この30年間、地域に密着して商売をしており、新たな考えでスタートすることを決めた」と再スタートの経過を話す。

  同店には飲食、衣料、時計・貴金属、スポーツクラブ、旅行代理店など32のテナントがある。

  高橋管理部長は「リニューアル後も継続して入ってもらいたい。リニューアルに向けた社内チームでは新たな仕入れルートの開拓に着手している。衣料に関しては県内外からテナントを誘致したい。まだ新たな店舗のコンセプトや店名は未定。ダイエーで学んだことは大事にしたい。来年1月中にはすべて発表したい」と話していた。


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