2005年 11月 3日 (木) 

       

■ 赤れんがの蔵がギャラリー 喫茶けたるが15周年記念展

     
  開店から15周年を迎えた喫茶店けたる(手前はギャラリーへ続くポーチ)  
  開店から15周年を迎えた喫茶店けたる(手前はギャラリーへ続くポーチ)  

 盛岡市下太田の喫茶店けたるがこのほど、開店から15周年を迎えたことを記念して、隣接するギャラリーで5日まで「けたる・クラフト仲間18人展」が開かれている。喫茶店内のクラフトコーナーやギャラリーで、作品を紹介している作家が、陶器やガラス、染織やアクセサリーなど約1千点を出展している。

  滝沢村の「陶來(とうらい)」では、白地に青色で染め付けをした陶器を中心に出展。佐々木暢子さんはわんや皿など日常使いの漆器を紹介。このほか、中村工房の染織作品や、杵渕律子さんのユーモラスな張り子作品なども展示されている。

  同店は1990年に山内ゆう子さんが自宅を改装して開店。自身、クラフト作品が好きだったため、店内の一画にクラフトコーナーを設置。県内外の作家の作品を紹介し始めた。徐々に出展作家の数が増え、年に数回は企画展も行うようになった。

  喫茶店に隣接する、赤れんがの蔵の1階部分をギャラリーにしたのは5年前。約20畳分の広さをそのまま活用し、れんが造りの古い暖炉も展示スペースとして生かす。庭木や草花にあふれるポーチの奥の、ツタの絡まった落ち着いた蔵のたたずまいは、訪れる人だけでなく、展覧会を行う作家たちにも好評だ。

  山内さんは「表通りに面しているわけでもない住宅街の中なのに、常連客や作家数も増えてきた。クラフトに関してはまったくの素人だったが、お客様に育てられて、長く続けることができたと思う」と感謝している。

  午前10時半から午後8時半まで。同市下太田下川原58の4、電話番号は019−658−1280。


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