2007年 6月 9日 (土) 

       

■ 「50万都市構想に期待」 達増知事と谷藤盛岡市長が懇談

     
  達増知事と谷藤市長の懇談  
 
達増知事と谷藤市長の懇談
 
  知事と市町村長との懇談会は8日、盛岡市内丸の県合同庁舎で開かれた。このうち盛岡市の谷藤裕明市長との懇談では、谷藤市長が掲げる50万都市構想に期待。「仙台市に次ぐ東北の第2の都市として、全国、国際的にも目立つポジションが取れる。世界に通用する単位。盛岡がそうなれば岩手にとっても希望である」と述べ、中核市移行などで一層の協力強化を確認した。

 達増知事は各市町村長に対して質問している広域振興圏、特に盛岡広域のビジョンについて課題などを聞いた。

  谷藤市長はこの中で「50万都市を目指すという意気込みを持って臨みたい。東北では合併が進んだが人口をこれ以上増やすことの難しい中、仙台市に次ぎ人口増加の可能性があるのは当市だけ。要を成す県都盛岡でなければならないと思う。県には全体を見渡す中で、どうするべきか示してもらえるかが大事」と訴えた。

  達増知事は「合併はすぐには難しいが、40万、50万規模の都市をいち早くつくれば、仙台に次ぐ第2の都市として、全国、国際的にも目立つポジションが取れる。世界地図には県や県境ではなく世界的に意味のある地名が載る。盛岡は載るに足るもの。米国シアトルは人口50万人で世界に通用する都市。盛岡がそうなれば岩手にとっても希望である」と述べた。

  同市の中核市の取り組みについては「先日出た人口推計の減少はショッキングだった。しかし『このままだとそうなる』というもので、子育て支援、住みよいまちづくりをしていけば歯止めがかかる。盛岡には本県のモデルとして暮らしやすく、人口を引きつける力を持って県発展に資してもらいたい。県も一緒に進めたい」と協力を約束した。

  谷藤市長は同日、県に@平泉の世界遺産登録で県全域に波及効果の広がる取り組みAIT関連産業集積などへの支援B国道46号盛岡西バイパス、106号都南川目道路、茨島こ線橋以北の4号の片側2車線化、渋民バイパスのフル開通など道路整備の中期的な計画の取り組みへの連携−を求めた。

  達増知事はこれに対し@で「平泉は本県全体で効果を出すよう県も連携して県全体の観光推進に資するよう努めたい」、Bでは「盛岡から県内各地にスムーズに行けるのが重要。幹線道路の整備は重要と意見を提出しており、具体部分も含め、整備が進むよう努めたい」と応じた。

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