2007年 11月 7日 (水) 

       

■  盛南開発の行政施設用地「取得断念」 盛岡市が機構側へ回答へ

     
  盛岡市が取得を断念した盛南開発区域内の主要行政施設用地  
 
盛岡市が取得を断念した盛南開発区域内の主要行政施設用地
 
  盛岡市は、盛南開発地域にある主要行政施設用地の取得を断念し、今月中旬をめどに都市再生機構側へ意向を正式に伝える。谷藤裕明市長は6日の会見で、今年度内に市が取得できない場合は、機構が民間に売却公募する考えを「やむを得ない」と述べた。

 谷藤市長は「取得する場合は利用目的を明確にする必要があり、今のところ庁舎の在り方の方向性が決まっていないこと、庁舎の検討は総合的な視点で行う必要があること、厳しい財政状況から考えると、現時点で機構の要請に応えるのは困難」と説明した。

  その上で機構側が、取得断念の場合は10月までに公表するよう求めていたことから「いずれ期限も過ぎており、近々中に機構に答えないといけないと思っている」と述べた。

  市は8日の旧盛岡、旧都南両市村の地権者協議会、13日の盛南開発の土地区画整理審議会で事情説明する。これを踏まえ、機構側と相談、調整しながら正式に意向を伝える。

  市と旧都南村、県の3者は区画整理事業を機構に要請する際、将来的に公的施設の用地について譲り受ける基本方針、それに基づく覚書を交わした。

  盛南開発地に土地を所有する地権者らからは、市庁舎移転を前提に減歩に応じたり、土地取得をしたとの声がある。

  新沼正博都市整備部長は「盛南開発には長い歴史がある。市役所を移転する構想レベルは当時からあったと思う。構想段階の話から現実にどうかとなれば、あそこに市役所機能が必要との検討をしていない」と説明した。

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